sex and the cityは最高。あんな仲間が欲しい、あんなふうに人生送ってみたい!といつも思う。 サイドウォークオブニューヨークは同じニューヨークが舞台でも全く違った感じで、見終わった後もあまりすっきりしない…。インタビュー形式で、それぞれのカップルの恋愛がとりあげられています。男女間の問題や、悩みには共感できる場面もあるが、ストーリー全体が優柔不断な感じでした。
'78年リリースのParkerさんにとっては4作目で有り、Promotion Onlyの"Live At Marble Arch"(Chain Of Fool/You Can't Hurry Love/Kansas City等 全10曲からなるデビュー直後のバンドのタイトで活の言い演奏が聴ける貴重Live音源集 初期の2枚組Best盤"Vertigo"に目出度く全曲収録されたが、現在廃盤。中古はまだ有り!)を除けば彼らに取って初めてのLive盤と成った。
ジャケットで狼男?に変身したPerkerさんだが、PerkaerillaはGorillaとPakerの造語か?パブロックの名バンド出身の猛者達から成るRumourをバックに4管から成るホーン隊を従え、マンチェスター・オックスホード・ニューヨークで録音された。
当時の彼らはオーソドックスなR&R/R&Bに敬意を払いつつ、時代を鋭く抉る歌で時代に牙を剥いていた。結果的にパンクへの橋渡し的な存在と成ったが、彼らが居なければ、パンクの登場は困難になっていただろう。
本作はどの曲もStudioバージョンよりスピードUpされ、やり場の無い怒りから来る切迫感に拍車が掛かっている。#9の躍動感は見事だし、#8/11のスピード感は聴いているだけで腕が攣りそうだ!特筆すべきは#4で、アンドリューの良く動くベースライン、ブリンズレーのソロと言い凄いの一言!バンドの緊迫感が迫る演奏が素晴らしい!#13はシンセ類をフューチャーした新録スタジオバージョンだが、オリジナルに有った緊張感が薄れてしまった。Disco対策だったんだろうが、俺はオリジナルの方が百倍好き。
全体のミキシングにも不満で、バンドの生の姿を捉えていた前述のMarble Archに対してこちらは音質等をいじり回した「作り物」っぽい感じが苦手でした。早い曲では勢いが感じられ良いんですが、ミドル・スローでは軽く感じちゃって・・・ 今回のRemasterでボトムを強調した腰の据わった音質へ変身する事を望む!
グラハム・パーカーのデビュー・アルバム (76年)。個人的にはLive-Rainbow Music Hallがお奨めだが、歴史的名曲Don't Ask Me Questionsを含む傑作アルバム。様々なスタイルの曲で構成される本アルバムだが、レゲエの単調なリズムから始まるDon't Ask Me Questionsは他の曲とは作風も詩も異なり、レゲエでありながら、パンクである。この曲により、USではエルビス・コステロ及びブルース・スプリングティーンと比較される事が多く、パンク・ムーブメントの先駆者の1人としても紹介される事がある。今では癒しの音楽となった、レゲエだが、この当時は反社会的な音楽でもあり、グラハム・パーカーもボブ・マーリーを意識した作風に仕上げている。グラハム・パーカーの雄叫びを是非聞いてもらいたい。
グレアムパーカー5thアルバム。70年代後半、傑作をリリースし続けた時代の1枚。曲のクオリティは高く、バラッド、ロックとバランスの取れた構成で飽きることなし。パーカーはこの後、スプリングスティーンと競演したThe Up Escaratorあたりから、失速。ルーモアからも見放される彼の全盛期、最後の輝きです。
ミーシャファンは怒ることは間違いのない、彼女が脇役の映画です。勿論重要な役回りではありますが、間違いなく主演ではありません。しかしながら、私のような、特にミーシャファンではない人間からすると、かなり秀逸な大人の恋愛物語に思えました。大人の物語と言ったのは、このストーリーが純粋な恋愛物語ではないからです。運命的な出会いで出会った二人がいろいろあったけど最後は一緒になるというような話ではありません。物語は妻にオルガスムスを与えられない男とそれに答えるべくまずはおもちゃでイクことを覚えようとする妻。こう書くとかなり下品な感じがしますが、まあそうかもしれません。その先に待っていたのは夫婦円満ではなく、全く正反対の方向に・・・
ラストも一瞬「えっ、これで終わり?」と思いましたが、エンドロールを見ながら少し考えてみると、凄く納得がいきました。
そう、この物語は乳臭いティーンの話ではありません。この夫婦は二人とも自立した大人なのです。大人ゆえに落ちる恋の結末としてはこれも十分ありえるし、少なからず憧れも抱きます。自立した二人だけにセックスに対して貪欲であってもいいのではないか、或いはそこから本当の自分達の進むべきプライベートの道が見えてくる。という風な捕らえ方が出来ました。
内容は記しませんが、このラストを解らないと感じるだけか、ハッピーエンドと感じるか、或いはバッドエンドと感じるか、何も感じないか。様々だと思います。
この二人が再びヨリを戻すにせよ、離婚するにせよ、二人は笑顔で話し合える仲のままでいられる、そんな気がしました。
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