一見、ありがちな「動物アニメ」に見えますが、実際に観てみると予想とは大違い。
動物が喋りまくるような安っぽい演出はなく、馬はあくまでも馬として描かれ(まゆ毛は生えていますが...)、落ち着いたモノローグと情景描写、ブライアン・アダムスの語りかけるような歌声によって、物語は淡々と進められて行きます。一方で西部開拓民と先住民の自然観の違いを馬の目線で追いかけるという演出には、なかなか説得力があります。
「シュレック」と同時期に作られ、同じように3D技術を使いながら、それを前面に押し出すことなく手書きアニメの表現にこだわったことで、とても観やすい作品になっています。
とにかく壮大で美しい映画。次のような方は必見です: 馬好き、動物好き、ブライアンアダムスのファン、ウェスタン的雰囲気が何となく好きな人、手塚アニメファン、自然派、最近のSFXバリバリの映画に飽き飽きしている人、自由に生きたい人、人生に疲れている人。
ポコには駄作が少ないのですが、そんな名作揃いのポコの中でもっとも良く聴いたのが、このシマロンの薔薇。いわゆるカントリー・ロック的な言われ方をすることが多いのですが、それにのみならずイーグルスに代表される西海岸風のカラっとした明るい曲調が目立ちます。フィドルやバンジョーなども随所に配されて雰囲気も最高。でも一番印象的なのはやっぱり豪華なストリングスが効果的なタイトル曲。西部劇のエンディングみたいにドラマティックな名曲です。
同じ大きさのブランド手帳を数々チェックしましたがタイムスケジュールが書けるのはコレとあと1種類のみでした。 表紙的にこちらの方が好みだったので購入♪
毎日書く欄はことごとく使わない(日記は続かない)ので気に入ってます☆
観る前はあまり期待していなかったのですが、
元々ブライアンアダムスの声が好きでしたし、
作品自体のレビューの評価も高いことから買ってみました。
よくある動物アニメとは違って、主人公である馬スピリットはしゃべりません。
普通の馬と同じくいなないたりするだけですから、
ドキュメンタリー番組のような客観的視点をもって観ることもできます。
ただこれはアニメでのみ表現できる世界ですが、表情や行動はむしろ人間的で、
これによって臨場感や共感を得て作品に巻き込まれてゆきます。
作品を通して描かれる野生馬スピリットの誇り高き勇気に満ちた生き方に、
人間である私が元気づけられました。
繰り返し観たいし、子供にもぜひ見せたい作品です。
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