原作エロゲーとは言え、OVAとしてもその力は目を見張るものがあります。 ストーリーだって破綻はしてないですしね。 そしてキャラクターの肉感肉質艶やかさなまめかしさ伝わってきそうですね。 そして動きも妙にリアルです。
富豪が死んで残された三姉妹が、現れた愛人の若尾文子、番頭の中村鴈治郎(二代)相手にあれこれと醜い遺産争いをくりひろげる話。「ぼんち」が凄かったから、それに及ばない。山林がどうとかいう話は、観ているほうにとってどうでもいいので、いくらか無駄が多いか。 1963年の大阪の小さな駅の様子が分かるのが面白い。当時39歳でけっこう肥満してしまっている京マチ子の濡れ場もあるが、はてどうなんだろう。若尾文子は当時としてはいつもこんなものだ。二代鴈治郎は三代(坂田藤十郎)とあまり似ていないと思っていたが、これで見るとやはり似ている。
原作を読みましたが、原作よりもとっつきやすくなっています。 設定が現代風になったからというのもありますが、 原作にない、ドラマだけの内容が良かったからだと思います。 主人公の文乃は、矢島家の女系一族をはじめとした面々から 非道な仕打ちを受け、また利用されますが、 それに耐えつづけ、強くなっていきます。 耐える姿を見続けるのは辛い部分もありますが、 登場人物それぞれの思惑が交錯し面白いです。 それに、最終回のどんでん返しの驚きや壮快感も倍増します。 ですが、最後のまとめかたが少し軽薄。安易な印象を受けました。
時間が短い分、あらゆることを詰め込んでいるような感じがします。 それでもエロス十二分ではありますが。 主人公は若いのになんか物凄いヤリテの鬼畜振りを遺憾なく発揮してますね。
~久しぶりに今井美樹らしい、そして新しい今井美樹を感じさせる曲だと思います。 クレジットを見れば、作曲・川江美奈子、アレンジ・武部聡志という、 中島美嘉「桜色舞うころ」を手がけたソングライター&プロデューサー、 そして今井美樹の数々の名曲を手がけた作詞:岩里祐穂。 昨年の夏に大ヒットしたベストアルバム「アイボリー3」で、 あの作曲家~~:千住明を起用し「野生の風」をフル・オーケストラで、 そして武部聡志アレンジで「瞳がほほえむから」を新たに録音するなど、 今後を予感させた、その答えのような作品だと思います。 これからも、変わり続ける今井美樹に期待!ですね。~
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