最近海外ファンタジーが次々と翻訳され、書店にうずたかく詰まれている中、決して平台に登ることはないけれど、根強く本棚の中に残っている本がある。私は昔そういった本を見て、きっと面白くないのだろうと勝手に決めていた。しかし、残っているからにはわけがある。このグリーン・ノウシリーズも書店にあれば、たいてい本棚。評論社から出ており、挿絵入りの児童書だが、表紙カラーではなく単色刷り。絵は作者のご子息が書かれたとか。なかなかほのぼのしてていいものである。 この本は、主人公は7歳のトーズランドという一風変わった名前の少年が、休暇に死んでしまった母親の祖母の家へ行くためにイギリスの田舎列車に揺られる場面から始まっている。その大ばあさんの家はグリーン・ノアと呼ばれる、大変古くからあるお城のような家。たどり着いたトーズランド少年は300年も前に生きていた子どもたちも住んでいる事に気がついて…。緑豊かな暖かい古いお屋敷、その庭などの情景描写がまたすばらしい作品である。
スパイダーマンが、するアクションは、壁を登ったり、糸を使ったりと 多彩です。 もう最高
このアメコミヒーローかなり不遇なんです。かくゆう私も見たり聞いたりはすれど、内容までは知りませんでした。 しかし、開けてみると背景が若干込み入っている分だけ主人公に感情移入しやすく内容もなかなか楽しめました。 スターウォーズのようにエイリアンたっぷりですが、敵がオ〜ノ〜というフォルムですが、楽しめます。 武器の特殊能力が特殊な反面、弱点がシンプルで指輪とエネルギー切れ。 バットマンやスーパーマンと同じDCコミックスですが、マーベルのファンタジック・フォーが好きな人は楽しめると思います。 しかし、残念なことに上映館数も少なく、3D上映のみといった所しかないというなんたる不遇さ加減。 来年は、アヴェンジャーズやダークナイト・ライジングが控える中、公開週のトップ10には入ってくれるほどの頑張りを見せています。 それだけが、救いです。
これほどまでにバンド自身のサウンドスタイルを変化させたバンドは少ない、それは同時にメンバーの出入りが激しいことも同時に意味する。これは完全に『ブルーズロック』。キーワードは『渋過ぎ』。無理にたとえると『憂歌団』だな。ピーターグリーンという感情表現に優れたギタリストが中心であり、楽曲はとにかく黒人ブルーズにどっぷりになっているものが多い。その解釈はかなり本格的であり、これを聞けばゲーリームーアがピーターのファンであることも納得できる。ブルーズロックの名盤。シンプルな形式に感情表現を込める、これはまるで俳句の世界だな。ハーモニカ+ボトルネックがしぶくしぶく決まってます。 10点中9点
「刑事コロンボ」風の語り口的に翻訳された自伝。
P・フォークが、日本でよく知られている「刑事コロンボシリーズ」出演前後のキャリアについて、丁寧に綴られている。
彼の生い立ちから、少年期に左目を失った事、俳優をめざし舞台経験等のキャリアを積んでからの映画出演、オスカーに2度ノミネートされた逸話などがユーモアたっぷりに語られていた。
妻、娘、父母、友人達の写真が、多く掲載されている。
本書に掲載されたP・フォークが描いた絵の才能に驚いた。素晴らしい作品群。
刑事コロンボシリーズ前に出演した映画の脚本について、イタリアの大プロデューサーに進言しフォーク自身が書き直した件、F・シナトラ、F・ダナウェイ達との共演の話も面白い。
出演した数々の作品の逸話、親友ジョン・カサベテス監督達との交友関係、「こわれゆく女」など「最高のルームメイト」に至るまでの映画にまつわるエピソードの紹介。
「ゴッドファザー」でモー・グリーン役をオファーされて断った件は、興味深かった。
彼が語るM・ブランドについて、ブランドとJ・デップが共演した「ドン・ファン」の時のエピソードにも少し触れている。
読後感じたのは、P・フォークという俳優は、知的で豊かな才能に恵まれた上、機知に富んだユーモア精神を持ち合わせた、心が豊かで素敵な人だったということ。
映画好き、P・フォークファンならば★4
刑事コロンボにまつわる話だけに興味がある方には、★3?
巻末には映画出演作、刑事コロンボシリーズの一覧掲載。
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