田中氏の原作がない「スタッフによるオリジナルストーリーの外伝」(だと認識していますが)の中では個人的に「叛乱者」に対するインパクトが強かったのですが、最近はこの「奪還者」も奥が深くて見事な内容だ、という思いになってきました。
銀英伝のような「艦隊対艦隊」(時には要塞対艦隊、要塞対要塞、という状況もありますが)の戦いを描く話では「一つの艦が持つ存在感」が希薄になってしまうので「艦長」という役割を物語として描くのは難しいと言えます。そうした中、この話では「艦長としてのラインハルトの活躍を描く」ために「一艦だけの敵陣隠密行動」という状況を設定し、「任務の難しさをどう克服するか」というところや「圧倒的多数の敵軍の包囲網を一艦でどう蹴散らすか」という問題を追っていくことで、見事に「艦長としてのラインハルトの魅力」を描ききっている感じがします(あと、キルヒアイスの存在感の大きさが伝わってくる状況設定の仕方も見事だと思います)。
さらに、若き頃のワーレン、レンネンカンプ、ミュラー、アイゼナッハのいぶし銀のような活躍(レンネンカンプの場合は「活躍」というほどではないですが)の見せ方もなかなかで、キャラクターの魅力を上手に描いているスタッフの力量は秀逸だな、という感じがしたものです。
まさかの展開に、ただただ号泣。
予想を超える展開に、もう言葉もありません。
先日初めて観るまでは、こんなにハマるとは思いませんでした。
夫が昔見ていたらしく、「懐かしいから一緒に観ないか?」と言うので付き合いで観始めたのですが、
宇宙を舞台に展開する、壮大な話にぐんぐん惹きこまれました。
ストーリー展開が巧みで、素晴らしい。原作も読みたくなりました。
バルス暦325年の平穏な夏と、言われた時にも王都には鳥面人妖が高等法院に潜り込んでいり、地方には巡検使としてファランギースの前にも、一人で巡検中ギーヴの前にも怪事件がある。そして、アフリードと出会った女神官レイラの本当の身分は... 八年ぶりのアルスラーン戦記、この長い間に事件があったから、声優役は一寸変わったても、いつもの様に山口勝平氏の甘い十六七の少年の声はかっこいい (一寸若い国王と感じないですけど)。CDでアルスラーンの分は少し少な過ぎから、残念。けれども、ナルサス役の飛田展男の声に塩沢さんの感じがあります。とても良いです。 CDを聞きながら、小説を読むのは一番。
JAMはもちろん好きだけどヌーノのギターはエクストリームの頃から好き。オフヴォーカルのギターサウンドのみで買っても満足できるかも?(笑)
前述されているように、第3期の完成度はたいへん高いです。 私は大学時代にレンタルで拝見し、第一期、二期との作画や構成力に 感激した覚えがあります。借りてきては毎日のように見て、 卒論や就職活動のストレスを解消していました。 勿論本編の素晴らしさには大拍手ものなのですが、それ以上に 評価しても良いのが外伝です。これも作画、作品構成力ともにたいへん 良い出来です。特にラインハルトのキャラクターとしての描き方が 人間味溢れていていいです。 「活き活き!」としています。 ふとしたときに見せるラインハルトのイライラとした表情、 彼らしい!と思わせる覇気のある言動、そしてさすが常勝たるゆえんだ! と確認させられもする戦時での卓越された作戦実!行&行動力には 本編以上の帝王気質・天才としての彼が溢れていて、ほほえましい限りです。 本編よりも、活発に動いてるラインハルトを見て、初めてラインハルトの かっこよさにほれ込みました。 オリジナルの外伝ということもファンにとっては楽しい限り。 特にラインハルト&キルヒアイスファンには生唾モノのシーン目白押しです。 このBOXはもう買い!しかないですね! 価格以上の価値は絶対にあります
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