荻原さんの作品は勾玉三部作をはじめ、ほんとに面白いし大好きです。今シリーズもドキドキワクワクの連続で非常に楽しめました。7巻までは…。
率直に言うと、この8巻は「蛇足」ではないでしょうか。まあ外伝なので元から本編とは切り離して考えるのが適切なのかもしれませんが…。
私個人の意見としては、6巻、もしくは7巻で完結した方が気持ちよく読み終えることができたと思います。この2巻の方がほんとのハッピーエンド!って感じがより強いので。8巻で無理矢理詰め込んで終わらさないでも、謎は謎のまま完結してもよかったと思います。
なんだか釈然としません。6巻や7巻で完結ならそのままでも満足ですが、この終わり方では続編がないと納得できません。このもやもやした気持ち、私だけでしょうか…。
私はアニメから入った後に原作を読んだのですが
やはり展開が早すぎるせいか、多少の違和感を感じます。
特にこの物語の主軸となるフィリエルとルーンの関係においても
重要なエピソードやセリフが削られてしまい
原作の良さが半減してしまったのが残念でなりません。
作画も2話以降の崩れが目立ちますし、決してクオリティが高いとは言いがたいです。
せめて2クールあればもっと余裕ができるのでは?
初回限定版はお値段が高めですし、まだ未見の方は先にレンタルで
観るかするなどして検討した方がいいかと思われます。
新しい展開の始まりをつげる第3巻。 フィリエルがどんどん強くなっていくのは面白いと思う。 これぞシンデレラストーリィってかんじで型破りに突き進む姿は痛快でよい。
ただ、カタカナの名前が多くてどうも人物の関係が把握できない。 出てくる固有名詞がいまだにごっちゃごちゃで困る・・・
この小説――やられた!
4巻くらいからおかしいなぁ、はて、もしや? と思ったけれど…!! まるっきりあれじゃないか! ネタバレになるから一応書かないけれど。まさかそうくるか!?
ビックリした。こんなファンタジー小説、初めて読んだ。少なくとも、いっぱしの子ども向け童話をねらった小説としては「異端」。ある種これはライトノベルだ。アマゾンの批評でいろいろ語られているのも分かる。入り口は正統派ファンタジーなのに、出口はそうではない。
でも、もし私が子どもの頃これを読んだとして、十分はまって、十分好きな小説だったことでしょう。そういう方が、むしろ好きな女の子だったから。
舞台は、修道院という名の女ばかりの園。それだけで、想像すると恐い?状況ですが、主人公のフェリエルは頑張ってくれます。また、男の子のルーンがこの女ばかりの修道院へやってくるし。バレはしないかとドキドキします。そして、フェリエルとルーンの関係も気になってきました。続が早く知りたい!!! 余談ですが、この本で登場するレアンドラという美女。個人的にこういう野心たっぷりの恐い?女の人が好みだったりします。
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