阪神応援 投手交代 蛍の光
 金髪のジェニー(ザ・ベスト・オブ・ロジェー・ワーグナー合唱団) |
その昔、ソ連の合唱団といえば赤軍合唱団、アメリカ合衆国の合唱団といえばここでした。英語による歌曲を中心にした名曲集です。録音自体は古いのですが、デジタル・リマスタリングであまり古さを感じさせません。演奏形式も無伴奏、ピアノ付き、管弦楽付きとさまざまで飽きさせません。歌唱法もそれらに合わせて微妙に調整されています。
ただ、今の日本でこのような合唱が受けるかというと疑問です。中学・高校の合唱部が合唱人口の多くを占めているのだろうと思いますが、中ルネ、北欧・東欧、日本の現代曲中心に歌っているそれら合唱団員から見ると、ビブラート過多で粗い合唱に聞こえ、「名曲」自体古くさく感じるのではないかと思います。 ホーソンの「希望のささやき」を原詩で聞くことはほとんどないのでなかなか興味深かったのですが、この曲を懐かしく思う世代とともに、このような合唱も消えて行くのでしょうね。 |
 夜空のトランペット |
ニニ・ロッソの日本盤のCDは殆どが80年代のデジタル録音の音源が使用されているが、このアルバムは60年代のオリジナル録音が収録されたものである。世界的に見てもここでしかCD化されていない曲がある点は貴重である。
しかしイギリスでも8位まで上昇した彼の最大のヒット曲「夜空のトランペット」は、"Flashback-I Grandi Successi Originali""Il Silenzio"などの輸入盤ではリアル・ステレオで収録されているものの、この日本盤は音の悪い疑似ステレオなのである。価格も発売された91年当時の、バブル価格のままである。 それにしても彼のCDの数多くを書いている、宮本啓のライナーノーツは、誠意に欠ける上に事実誤認、デタラメの記述も多く、読むに耐えない。よくこの程度でプロの評論家が務まるものである。 |
 アーニー・ローリー イギリス民謡集 |
ルーツ音楽というと、アフロビート、未開地民俗音楽を思い浮かべがちですが、
スコラーズの歌声も一種のルーツ音楽なのかもしれません。 質素で力強く、美しく純粋。 イギリスのロックは、アメリカのロックとは違うよなあと、思われる方には、 それを探る一つの鍵になるかもしれません。09015 |
 同声二部合唱 感動キラリ 心にのこる卒業式のうた―旅立ちの日にから蕾まで― 〈蛍の光〉合唱奏付 |
６年生を送る会の５年生からの歌のプレゼントとして歌う曲を探していました。
「蕾」をさがしていたのでよかったです。 もう、持っている曲も入っていて、ダブル曲もありました。 しかし、編曲がきれいでした。ピアノ伴奏がきれいでした。 |
 めぐりきて蛍の光 |
著者はアンドレ・マルローの愛弟子であり、わが国を代表する知識人・文化人の一人だが、幼少のころから「お話しのお爺さんになりたい」というのが夢だっただけあって、圧倒的な筆力で戦時下の東京・深川の日々を描き出す。
その行間から蘇るのは、往時の人々の心の中だ。そこにバイアスがかかっていないのが、心地いい。 明日の命さえ分からない空襲に遭いながらも、それでも「まさか」退路を断たれて阿鼻叫喚の地獄に落とされるとは想像しなかっただろう。そのなかを辛くも生き抜いた著者の、東京大空襲の犠牲者であり隣人たちへの、心温まるレクイエムである。 |
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