ローラ殺人事件【字幕版】 [VHS]
David Raksin作曲の主題曲「Laura」が有名です。「Laura」は、忘れ難きジャズスタンダードナンバーとなったと言えましょう。storyも面白く、出演者も適役だと思いますので、見て損はないと思います。DVDの発売を期待します。
巴里(パリ)のアメリカ人 [DVD]
大好きですね。パリを舞台に舞う華麗なミュージカル!(実際にはロケできなかったそうです。)この映画のラストのダンスシーンは永遠に語り草になるでしょう。だって、17分以上あるんですから!しかも、17分あるって思わせないほど、ぐいぐい引き込まれて夢中になってしまうシーンです。色彩が大変鮮やか(赤い靴、みたいに)で見るものを圧倒させます。
この映画には名シーンがたくさんあります。(しかも、ひとつひとつのナンバーが終わる毎に拍手してしまう出来)しかし、私にはその全てはラストのダンスシーンのためにあったんだと思います。このダンスシーンはすべてを集約していると思います。ジーン・ケリーが演じるジェリーの幻想であるこのナンバーは大変ロマンチック。何度も見てしま!うほどです。映画の中の二人がうまくいくといいなって私はこのシーンで必死に願いました。本当に幸せそうで、この夢が永遠に続けばいいのにと。だから、ハッピーエンドになったのはうれしかったです。MGMミュージカルは、ミュージカルナンバーの後半の見せ方が大変上手いとおもいます。見る人を一瞬たりとも飽きさせないんですよね。 これこそ、MGMミュージカルの底力!
ストーリーは他の方が書かれてるので説明は省きました。この、DVDにはオリジナルの劇場予告編が特典映像としてついています。音声は残念ながらモノラルです。ハリウッドの黄金期の作品として、意識して見てみて下さい。
ボブ・ディランの素
来日に合わせて出た「ボブ・ディランのルーツ・ミュージック」という本のCD版とでも言うべきものだが、このCDと本で、まさにディランのルーツが実際の音を元に説明できるというスグレモノCD。しかし、CDの発売の前に、前述の本が出版されるところが、いかにも研究熱心な日本特有の現象で、ディラン研究が一番進んでいるのは実は日本なのかも。というようなことをこのCDを聞きながら考えた。このCDには、ぜひ続編を期待したい。
スリラー(紙ジャケット仕様)
下の方のレビューに、画像のジャケットデザインについて書かれていますが、これはSACDであることを強調するために、通常のプラスチックケースの上にかぶせられているペーパースリーブのデザインです。ジャケットはオリジナルどおりですのでご安心を。US SONY製のSACDには大体このスリーブが付いています。