On hearing the first cuckoo in spring2/2 HMV130
![]() ペイパー・ブラッド |
DCクーパー脱退後、人気が下降し更にはデビュー当初からのメンバー達の脱退。誰もがロイヤルハントは終わったと思ったがこの作品はそれらを払拭するに充分なだけの説得力のある作品である。初期の作品に通じる様式美なクラシカルメロディは正しくジョン・ウェスト加入後の最高傑作に成り得るだろう。知らない方は勿論、DCクーパー脱退後ロイヤルハントから離れていったファンは是非聴いてみて欲しい。正しく王者の復活である。 |
![]() アイズ・ワイド・シャット オリジナル・サウンドトラック |
キューブリックの遺作となったアイズワイドシャットのサントラ盤、この映画でトムはキューブリックに鍛えられたために時間を浪費し、トムは1億円を損したと揶揄されたが、この映画以降のトムの出演する映画では、演技の重厚感が以前よりも増したように感じた。トムにとってはターニングポイントとなった映画だと思う。このサントラでは、極度の緊張感をイメージさせる音楽や、宗教儀式的な音楽、4曲目のようなゆったりジャズ、心の不安を表現したような音楽、クールタッチなジャズなどが収録されている。映画の中のトムの微妙な心象をとらえる絶妙なこのトラック群が大好きで、気持ちが追い詰められた時や、ハイな状態の時に聞くと、非常に心が高揚するので、僕にとっては心理的な宝のようなサントラ盤です。時計仕掛けのオレンジやフルメタルジャケットも好きですが、「2001年宇宙の旅」でボウマン船長がHALのコンピュータを破壊するときに見えた8トラックカセットテープがとてもチープで好きです。 |
![]() コーエー定番シリーズ ロイヤルブラッド |
内政や軍事コマンドを重ねて国力を増やし、隣国へ攻め込み領土を拡げる。イマジネイションゲームとは言うが、天下統一が最終目的のシミュレーションゲームです。
ただ、その中で魔術師が登場したり、傭兵・モンスターなどを金で雇ったり、妖精が登場し国力に影響を与えたりと、コマンドを駆使して行くたびにファンタジックな要素があるという、今にして思うと単純ですが、シンプルイズベストという言葉があるように、シミュレーションゲームの基礎に忠実な非常に廃れぬ魅力を持ち続ける作品です。 また、midori(新田真澄[現・伊藤真澄]×伊藤善之)作曲による音楽が、このファンタジー世界に彩りを与えているのです。想像力の余地止まぬロイヤルブラッドは、一度プレイしてみて損はありません。 |
![]() コーエー定番シリ-ズ ロイヤルブラッドII |
都市経営部分は普通に面白いのですが、
戦争・ダンジョン探索部分がちゃちすぎます。 特に各ユニットが技を出すときなどアニメーションがちゃちくて 悲しくなってきます。ドラゴンの大きさも表現できていないし。 それから人気がないのか各種エディタ機能がファンクラブでも公開されなかったし パワーアップキットも何も出ない。 このソフトこそ、ユニットのグラフィック変更エディタが欲しいところだ。 あと、徘徊モンスターは必要ないんじゃないの、コーエーさん。 |
![]() ロイヤルブラッド 2 ~ディナール王国年代記~ |
平たく言えば、同社の三国志の西洋ファンタジー版。 経済を発展させ、兵をそろえ、キャラに率いさせて敵陣を落としていきます。 ただ、三国志同様に戦術よりも力のごり押しになるので、後半はちょっとだれて来ますね。 攻城戦略のほかに、キャラクターを4人選択してダンジョンに潜る事ができるのですが、これがかなり面白いです。これだけでゲーム一本として成り立ちそう。ちなみにこちらはルナティックドーンの雰囲気といったところです。 惜しむべくはシナリオ。個性豊かなキャラクターが沢山いて、各々プロフィールまで所持しているのですが、それに関するイベントが無い。「色々考えてはいたけど納期に間に合わないから出しちゃいました」という感が拭えません。 |
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