武器としての決断思考 (星海社新書)
本書は基本的にディベートのルールや手順、具体例に終始している。
私はディベートがどういうものかよく知らなかったので参考にはなった。
ディベートの技術をもとに論理的に考え、その結論をベースに意思決定を行うということだろう。
おおよその内容としては、以下の説明と具体例がそれぞれ述べられている。
・議論の目的
・メリットとデメリットの3条件
・正しい主張の3条件
・三大推論(帰納・演繹・因果関係)のメリットとデメリット
・情報収集の注意点
・反論の代表例4つ
・ディベートの判定基準
確かに、内容としては分かりやすいしディベートの有効性も理解できるが、私はディベート思考だけで決断ができるとは思わない。
なぜなら、人生における決断には常に利害損得がつきまとうからだ。
例えば自分が何かに投資をして200万の含み損が出たとする。
論理的に考えて「この時点で損切りした方が良い」という結論が出たとしても、多くの人間は「また上昇するのでは?」と淡い期待を抱く。
その結果として損切りが遅れ、被害が拡大してしまうというのは本当によくある話なのだ。
今の世の中、何でも論理思考や知識で物事をで片づけようとする風潮があるが、それは間違いだ。
決断において真に必要なものとは、「自分の行動に対する責任と現実を直視し受け入れる度胸(覚悟)」なのである。
ここを無視してディベートの技術だけをいくら磨いても、本当に決断できる人間にはなれないだろう。
また、本書の中で「ディベート思考は強大な力を持っているので、あまり悪用はしないでくださいね。」と記述されている。
しかし、世の中を見渡してみると悪用している人間の方が多いように見えるのは気のせいだろうか。
私は以前から論理に偏るのは危険だと感じていた。
論理を信奉する人間は、論理的に矛盾が無ければ詭弁でも信じてしまう傾向が強いからだ。
高度な論理に裏付けられた詭弁を見抜くには、表面的な言葉だけを鵜呑みにせず、様々な経験を積んで言葉の裏を読む直観力を養うしかない。
まずは自己責任と度胸、そして直観力。この3つに論理が加われば、それこそ鬼に金棒である。
特に度胸は若いうちから養っておいた方が絶対に得だ。
度胸を養うには、自分が日頃から怖いと思っていることや損することを思い切ってやってみるといい。
自分が想像していた結果とは違っていることも多いと気付くはずだ。
そうした気付きを重ねることで直観力も養われるので、まさに一石二鳥と言える。
どんなに能力が高くとも、小心者では決断もできず人生における心の平穏も訪れない。
この事実を若い人達は知っておいて欲しい。
THANKSGIVING LIVE IN DOME【通常盤】
正直、買おうかとても迷ってました。
チャンミンとユノの姿がなくて寂しい
ジュンス、ユチョン、ジェジュンが一生懸命に頑張ってることを
わかっていながらも、5人が揃う日まで・・・と思い、
なかなか手を出せずにいました。
だけど、東方神起が大好きな私は
やっぱり我慢できずに購入してしまいました。(笑)
オープニングの『いつだって君に』を見た瞬間
なんともいえない気持ちになり、泣きそうになりました。
久しぶりに聴いた3人の歌声は、とても素晴らしかった。
特に、私と母のおススメは
カバー曲の『I have nothing』。
ホイットニーの曲を、あんなに上手に歌いこなせるのは
彼らしかいませんっ!
本当に、鳥肌が立ちました。
初回特典映像は、和やかな3人を見ることができて
癒されました。かわいいっ!
たとえ3人だとしても、やっぱり “東方神起”(^v^)
今は、ちょっと一休みしてるだけ。
はやく5人揃った “東方神起”の姿を見られるように
願っています。☆★☆★☆
Mr.Children 1992-1995
1992-1995頃の音楽って今となってはちょっと古いかなって思ったりもするけど、
Mr.Childrenの音楽は古くさいなんて微塵も感じさせません。
今の時代にリリースしても違和感のないものばかりなので、
ミスチルを好きになったばかりの人にとっては、すんなり入っていけるアルバムなっていて、
当然1996-2000のベスト版にも同じことが言えます。
なお、この2つのベスト版に収録されているシングルのうち、
100万枚以上売れたのが8つ、200万枚以上売れたのが2つと
まさに大ヒット曲のオンパレードになっています。
ミスチルのベスト版を買って損することは絶対にありえません。
それぐらいの名盤です!
劇場版 NEON GENESIS EVANGELION - DEATH (TRUE) 2 : Air / まごころを君に [DVD]
TV版で描かれたシンジの精神世界、
それがどんな状況で現れたのか、を描いた物語である。
つまり、TV版と同時進行する物語ととらえたい。
ミサトやリツコの運命の描写に代表されるように
ストーリー展開は、時系列的にほぼ同一である。
とにかく、情報量が多すぎて一度見ただけでは、
なかなか内容を消化しきれない。
単純明快に進んでハッピーエンドになる物語は、
最初から望むべくもない(エヴァである以上、当然だが)。
まさにDVDで繰り返し見るのに適した作品である。
散りばめられた神学的モチーフにはそれぞれそれなりの
意味があるようだ。一度通して見た上でネット等の解説を参照のこと。
そのうえで、哲学的・心理学的な内容をどう捉えるかが
視聴者にポンと無造作に投げられていることに気づくだろう。
その「内容」を端的に言うならば、
「シンジは/登場する人々は/庵野は/あなたは、何を願うのか」
である。TV版と違って派手な戦闘とドラマを導入した映画版でも、
このテーマは変わらないと言ってよい。
ここではTV版で描かれた力強いポジティブなメッセージが、
映画版エンディングに他者の中で生きる生への肯定を示しているとみたい。
アスカとの一見絶望的なやりとりも、映画版冒頭や中盤のやりとりと
比較すると、意外なほど「共に生きる」という強い意志を感じさせる。
ラスト近くのユイのセリフにもあるように、
「太陽と月と地球がある限り、人には自分の姿を取り戻す力がある」
のだ。やがて消えていった人々と再会し、拍手で迎えられる
情景を想像するのも一興ではないか。
ミサトの十字架が終盤に意外に重要な役割を果していることにも
注目したい。TV版同様、ミサトは最後までシンジを導いていたのだ。
Tell Your World EP(初回限定盤)(DVD付)
今まではボーカロイドの曲などはニコニコ動画にあげられたPVを視聴するだけで満足していましたが、CMで見てからとても気になっていたので、思わず店頭で購入。
わくわくしながら帰って聞いてみると、時間を忘れるくらいに聞き入ってしまいました。
内容から説明しますと、収録楽曲はtell your worldに続き、作詞・作曲・編曲とも有名なkzさんによる楽曲が5曲の計6曲収録されています。
初回限定版にはtell your worldのPVとTrailel movieが付属しています。
このPVも本当に出来が素晴らしいもので、Blurayじゃないことが非常に残念なものの、洗練された幾何学的な表現かつ電子の歌姫 初音ミクを象徴するようなとても凝りに凝った仕上がりになってます。(激しい色調の変化で酔いやすい人はちょっと気をつけたほうがいいかもです)
本作のPVにはあのLat式のミクちゃんが採用されており、あの可愛らしいLat式ミクちゃんが表情豊かに歌っています。
先ほど購入して聴いたばかりなので、気分が高揚としていてあまりよく自分の感想をうまくまとめられていないレビューではありますが、購入しようか悩んでいるあなたの背中をひと押しできたらとてもうれしいです。