アニメンタリー決断 DVD-BOX
本作は、アジア・太平洋戦争を題材にしたタツノコプロダクション制作の戦記アニメである。そもそも「アニメンタリー」という言葉が「アニメーション」と「ドキュメンタリー」を合わせて作られた造語であり、本作の性格を端的に示していると言えるだろう。
とりわけ、本作の冒頭で述べられる「人生で最も貴重な瞬間、それは決断の時である。太平洋戦争は、われわれに平和の尊さを教えたが、また生きるための教訓を数多くのこしている」というフレーズはが印象深い。あの戦争の教訓を後世に伝えようとした制作者の意図が明確に伝わってきた。
本作では、第1話の「真珠湾奇襲」から第25話の「最後の決断」までが収録されている。当時はPTAなどから「戦争美化アニメ」と強い抗議を受けたそうだが、その内容は『太平洋戦争』などの著作で知られる児島襄が監修しているだけあり、しっかりしたものという印象を受けた。
少し気になったのは第1話から第26話までの時系列がバラバラなことである。これも意図的にされているもののようだが、戦史に造詣の深くない視聴者にとっては少し混乱を招くかも知れない。しかし、そういった点を差し引いても古今東西のアニメ史に残る作品であることは間違いないだろう。
マッハGO GO GO 全曲集
最新映画スピード・レーサーの原作アニメが「マッハGO GO GO」ですよね。
当時お子ちゃまだったボクも大好きでした。
この全曲集CDには、当時のテーマソングのほか、
1997年のリメイク版のバージョンも収録されています。(こちらが多い)
ボクらおじさんには、1967年当時のバージョンが耳に馴染みますね。
1. マッハ・ゴー・ゴー・ゴー
3. マッハ・ゴー・ゴー・ゴー(コロムビア・カヴァー・バージョン)
19. マッハ・ゴー・ゴー・ゴー(TVサイズ)
と、3つのテイクがありますが、どれも録音が違うようです。
やっぱ聞き慣れたボーカルショップのTVサイズが一番ですかねぇ。
マッハ号で象を飛び越えた後、振り向いて微笑む三船剛のカッコイイ姿が目に浮かびます!!
ところで、心弾み胸躍る昭和ヒーローテーマソング自選ベスト3は、
大怪獣ガメラ「ガメラマーチ」
仮面の忍者赤影「忍者マーチ」
そしてこの「マッハ・ゴー・ゴー・ゴー」なのですよ〜!!