怪談新耳袋 百物語 DVD BOX
コメディなノリ、ホントに怖がらせるノリ…
色んな作品がありました。
キャストの被る話が後半に偏りまくる、一つの話を分割したものが結構あり実質99話ではない、特典DVD(ドキュメント?)のテロップの誤字が間抜け…など、不満点もありますが、概ね満足です。
また、特典に、一話一話についてコメントがある冊子があり、逸話が読めて面白いです。
短い時間に気軽に観れるホラーが欲しいならお勧めです。
質的な面では傑作というには及ばないものの、
全体的にそこそこ楽しめるレベルだと思います。
死刑台のエレベーター(完全版)
ジャズ通の友達におそわったCDです。とっても大人っぽくて、気持ちよーくけだるーい気分にしてくれます。やや単調ぎみかもしれませんが、仕事から帰ってきて、ワインなんか飲んでるときのバックグランドにすると「あー、私ったらクールな大人の女ね」なんて錯覚を起こしてしまいます。
グリーグ没後100年特別企画 抒情小曲集[全曲]
ポーランド生まれのピアニスト、エヴァ・ポブウォッカのCDでは、『ショパン:ノクターン(全曲)』が忘れがたい深い味わいを持つものでしたが、グリーグ(1843-1907)の没後100年を記念して2007年に発売されたこの3枚組CDも、聴きごたえのあるものでしたね。
透明感のあるピアノの音色がまず、素敵です。作曲家グリーグの人生、その折々の心象風景を描いたスケッチ音楽集ともいうべき小品の数々。寄り添うように奏でてゆくピアノの音の、宝石の輝きにも似て美しかったこと。
簡素なたたずまいの曲を、慈しむように、心をこめて歌い上げていく演奏の風情、清やかな演奏の風合いもいいですねぇ。生命感にあふれたリズミカルな曲は、ひときわ生き生きと弾み、静けさをたたえた曲は、心にしんとしみる味わいがあって・・・。魅了されました。
20代前半に作曲された「第1集」から、58歳の頃に出版された「第10集」まで、作曲家の生涯にわたって書き紡がれた『抒情小曲集』。全部で66のピアノ曲のなかでは、格別、次の10曲が印象的だったな。キラリと光る輝きを感じまして、心にそっと、しまっておきたくなりました。
『第2集』〜「子守歌」。『第3集』〜「故郷にて」「春に寄す」。『第4集』〜「ハリング(ノルウェー舞曲)」。『第5集』〜「小人の行進」「夜想曲」「鐘の音」。『第6集』〜「郷愁」。『第7集』〜「家路」。『第10集』〜「昔々」。
録音は、2004年の3月から2005年の6月にかけて。ポーランドのビドゴシュチ(ワルシャワの北西、約200kmに位置する都市)、Filharmonia Pomorska Concert Hall にて。
レンブラントの夜警 [DVD]
大昔、授業で聞いてはいたけれど、ここまでとは凄い感じ。
夜警 を初めて見たのは、t.v.だったように思う、それも今年か
去年の印象、前に見たことがあるとしても、そんな感じくらい。
綺麗な素敵な画に見えた、人々が集まり、夜警である、
物々しく?というか何というか。
そして、この画について、映画まであるとは、今日の今日まで
知らなかったし、偶然視たのであった、ほほーと。
それまでは、ぱっと見だけでは、割りと好きな方の画だったしなあ・・。
結構衝撃的・・。
まあ凄いわねー、ここまで来ると云々である・・。
うんぬん なんて、今の人に解かるかしら・・。
何か言ってるって、感じで・・。
わたしが聞いていたのには、落ち穂拾い は貧しい人達を
描いたものだとか、それと別には絵画の世界はそれぞれの昔の当時の人達が
公けには決して口にも出来無いようなことを、画で表現したとか何とか、
つまりは社会派的なものであると、社会批判等を密かに画に盛り込むとかね。
もっと簡単に考えていたわたしにとって、だからこの 夜警 は、
物凄い裏なんだなあと、そして、何だか物凄い表現方法だなあ、と。
ここまで来るとすれば、どの絵画もその裏を知りたくなるというものでしょう。
てか、レンブラントについて、調べてみたくなりました。
あの結末も、ある意味納得してしまう・・。
レンブラントも、結構好きかもだけれどなあ・・。
グリーグ:叙情小曲集
館野さんの若い頃の演奏である。もちろん、両手が使えた頃の。グルーグ抒情曲は、ギレリス選曲集とポヴウオッカ全曲集も持っていますが、一番素直な、ポヴウオッカ全曲集がお勧めです。グリーグ没100周年記念盤として出ています。ギレリスも、もちろん煌めくような演奏なんだけど、やたらに速い演奏もあったりして。