「電撃ネットワークのテーマ」~THEMA OF TOKYO SHOCK BOYS~ (TSB-0001)
24小節(約18秒)のフレーズが100回繰り返される。
そして30分経ったらフェイドアウト。
それが全てである。
なんとストイックな音楽だろう。
通常の楽曲のイントロ、AメロBメロ、ブリッジとゆう類のものは存在しない。
普通ならギターソロでもないと間がもたないだろうが、あえてそれを許さない。
これこそ究極のワンパターン。
まさしくテクノの真髄である。
これはもう、意地の張り合いとゆうか我慢比べだな。
私立探偵 濱マイク 5 須永秀明監督「花」 [DVD]
このテレビシリーズが始まり、回を追う毎に、映画版公開当時、黄金町まで足を運んだ程のマイクファンにとっては、正直「…なんか違うぞ」と思ったハズ。ヘンにオシャレになったマイク。無駄に多いレギュラー陣。どうにも馴染めない。
ホントならかまさなきゃならない第一話もあのていたらく。
しかしマイクファンの俺は複雑な想いを抱えながらも毎週観ていた。この回までは。
そう、DVDやビデオ版ではカットされているらしいが、オンエア版では、あの星野君ことナンチャンが登場してきたのだ!
設定的にはどうやら、星野君が起こした不始末をマイクが背負い、星野君は黄金町を去った(マイクが高飛びさせた?)って事らしい。
短いながら、映画版に思い入れのある人間にとっては胸を熱くするシーンだった。
そして、窪塚洋介扮する偽マイクが永瀬マイクに向かって「あんたが偽物のマイクだろ。だってあんた、何にもしてないじゃん」と言い放つ。
これは映画版ファンの気持ちでもあったのではないか。テレビのマイクは偽物だと。これはマイクじゃないと。
あそらく、この回の監督はこう思ったのではないか?
「他人(林海象)が作りだした完成されたキャラクターや世界観を、実作者不在のまま俺ら第三者がいくらいじくってみても、所詮それは偽物ではないのか?」と。まあこれは深読みだったみたいだが。
大団円。マイクが仲間達と花火をしている。とても楽しそうだ。そうか、昔の(映画版の)仲間達はいなくなったけど、今、マイクには新しい仲間がいる。そういう事だったんだ。
そう思えたこの回以降、素直にこのテレビシリーズが楽しめるようになった。
南部塾 糞闘編 [DVD]
体を張る光景とかアザとか血とか汚物とかを遺伝レベルで受け付けない人は見ない方が無難だし、電撃ネットワークとかが好きなら見てハズレではないはず。
ただ収録時間がちょっと短めなんで星一個減点って感じで。
浣腸ボクシングとかボッキコンテストとかかなりツボにくるコンテンツもあったんで、大いに楽しめました。
後、汚いものにはちゃんとモザイクはついてあるんでご安心を。
デストロイ ヴィシャス [DVD]
映画館でも観ましたが素直に面白いです! かなり過激な表現や描写が多々ありますが、全ては不器用にしか生きる事の出来ない登場人物達の愛情表現です。 【総制作費○○億円】を売りにした映画より、よっぽど『映画を観た!』という気持ちになりました。 大作映画よりチープさや粗が見えるところもありますが、それ故に作り手がこの映画に掛ける情熱や心意気にチーム感、何より必死さが伝わって来ます! ハードでエロくてグロくてハチャメチャで最高に熱くてパンクな映画です!!!