ファラオ ~古代エジプト建国シミュレーション~ 完全日本語版
非常に面白いです。
AOEシリーズと比べると敵民族の攻撃頻度が緩やかで、
さほど敵を気にせずゆっくり街づくりに専念できます。
CPU陣営と同じ条件下で競い合うようなものと違い、
1人プレイでやり込みに近い形でじっくり時間をかけて街を作れるため、
気がつくと何時間も経ってたなんてこともしばしば。
雰囲気はシムシティやアクトレイザーの内政パートに近いテイストです。
最初のほうのシナリオは作れる建物が少なく、
エジプトの歴史を辿りながらシナリオが進むにつれて作れる建物が変化するので、
新しい建物見たさに思わず時間を忘れて続けてしまいます。
その小出し感が飽きが来るのを効果的に遠ざけてますね。
最初のシナリオからピラミッドが作れてたらすぐ飽きてたことでしょう。
地道な努力の末に見事な建造物が建ったときの満足感はかなりのものです。
最初は継ぎはぎだらけにしか作れなかった街も、
建物の効率的な置き方を知るにつれ、どんどん会心の作がつくれるようになります。
狭いところに何をどう置くか、モニタの前で唸ってるときが一番楽しいです。
基本的にオススメですが、古いゲームなせいかフルスクリーンでしかプレイできないという不便な点はあります。
太陽の王ラムセス〈1〉 (角川文庫)
とにかく、痛快で劇的な展開がとても楽しい小説です。夢中になってしまって、一気に最後まで読まずにいられない感じでした。エジプト古代史などの基礎知識がなくても楽しめるように構成されていますので、どなたでも軽い気持ちで楽しんでいただけると思います。ただ、最後の「〈5〉アカシアの樹の下で」まで読まないと、お話が完結しないので5巻全部セットでのお求めをお薦め致します。
古代エジプトうんちく図鑑
エジプト史と神話世界の混沌と無秩序を、「プッ」と笑わせながら読ませてくれる楽しい本。何度も再読して学習するに値する立派な内容を持つ本ではあるが、気の向いたページをパラパラと読むのも楽しい一冊。私は著者には大変失礼を承知でトイレライブラリーに所蔵している。おかげで、トイレタイムがとても楽しい。