漁火 正曲一絃琴白鷺会の調べ

漁火 正曲一絃琴白鷺会の調べ


「寺田寅彦記念館と正曲一絃琴白鷺会の調べ」シリーズNO3は、漁火。NO2と同所、同日、同条件での収録です。 この曲、宮尾登美子さんの直木賞受賞作「一絃の琴」を読まれた方はお分かりでしょうが、苗が門田宇平師匠の一周忌法要での高弟たちの追悼曲の弾奏で、最後に弾いた師範代 松島有伯の「枯野」に深く感動し弟子入りしたい気持ちが昂り以後この小説が面白く展開する。そして、〈「漁火」を有伯は苗にはじめて伝授というかたちで教え、苗もどんな細かい唄い廻し、弾きかたをも見逃すまい、と気を張りつめてこの曲を教わった。〉とある。 となると、この曲も龍馬は‥‥。しかし、両曲とも「苗」のモデルとなった島田勝子先生の「一絃琴正曲譜本」に掲載され、土佐に関わる一絃琴の名曲と思います。 漁火 詞不詳 曲 松島 有伯 もののふの 八十氏川の 網代木に いさよふ波の 音すみて影もかすかに 漁火の あかつきかけて 汀なる平等院の 後夜の鐘に 無期の夢や さめぬらむ
宮尾登美子氏の『櫂』を読んで思ったことは、戦前の一家団欒とは、その家の主人にとって、不愉快、不利益、そして不都合な言動は家の中では慎しまされる、またはそういった人物は家外へ排除させられることでなりたっていたのだな、と理解できる。おおっ、これって今では何かに当てはまるような…。


宮尾登美子氏著『櫂』を読了。喜和が綾子を手放す箇所で涙がでてきた。しかし、時代は昭和初期。これが現代ならなあ…、喜和と綾子は幸せな母子を全うできたのではと思うと歯噛みしたい程、おしいっ!続編『春燈』も読まねば!!


来年の大河ドラマとは関わりなく、源平では平家びいき。池宮彰一郎と宮尾登美子の小説、そしてそれ以上に歴史学者・元木泰雄の著書を読んだから。刺激的な『平忠盛の闘い』が角川文庫化!!


関川夏央とか宮尾登美子まで協力してんのか。すげー! #nhk


気がつけばもう日がくれていた…。今日の本 桐野夏生「女神記」北村一光「ファントムピークス」宮尾登美子「錦」志水辰夫「みのたけの春」シミタツさんを読むのはものすごく久し振り。女神記は…ハズレでした。(当社比)東京島もハズレだった。(あくまでも当社比)今からファントムピークス。


宮尾登美子著「義経」を読んでいるのですが、読みやすく面白い!この時代って名前の似た人がたくさん登場するので、混乱しますが、ロシア文学の名前に比べれば・・・ってことで(笑)次は平家物語読みたい!


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