黒い看護婦―福岡四人組保険金連続殺人 (新潮文庫)
テレビの番組で取り上げられてからこの事件のことを知り、本を購入しました。
とても興味深いです。数日で一気に読んでしまいました。
自分の知らないタイプの人間が存在していることを知り、人の転落する過程にショックを受けました。
じつに興味深く、とても面白かったです。
黒い看護婦
本書は福岡県久留米市で起きた連続保険金殺人事件を題材としたノンフィクション。事件に関わる4人の看護婦それぞれの生い立ちと経歴、事件の背後、そして犯罪の構造を鋭く描いています。新聞やニュースで知り得た内容以上に、事件の背後に何があったのかは興味深かったですし、人間の悪の根源をうまく掘り出していたノンフィクションでした。