新・日本の七不思議 (創元推理文庫)
最初の作品の途中まで前作の続きを期待して読んでいたので「どこでケンカするんだろ、どこでくずれるんだろう…」と思っていましたが、
(この二人の関係、確実に前とはちがっている)
…なるほどぉ。今回はこういうテイストなんだということにここで気づきました。
この作者の趣向は色々おもしろいですねぇ。
今回もまた、良い意味で裏切られました。
前のテイストが気に行って買っちゃうと、趣向が違うのでがっかりしちゃうかもしれませんが、
今回は前作よりも本格歴史ミステリーということで、歴史が好きな人によりむいている内容だと思います。
前回の2作はこじつけと笑いの要素がお気に入りだったけど、今回は歴史ミステリーがかなり本格的かも。
邪馬台国の不思議と空海の不思議は…本当に本当かも、ですよ(笑)