ミスター味っ子 DVDメモリアルボックス2
ウィーン少年料理団に始まり、香港編に続いていきます。
完全に原作から脱線して暴走します。
でも、見ていて爽快なんだな!!
個人的には、BOXのイラストも加瀬政広さんにお願いして欲しかったな。
魅惑のアコースティックギター伴奏 才能の本能
最初の「戦国武将のララバイ」でいきなり山本ワールドに突入できます。
「ギャング」なども独自の世界です。
それ以降は、真面目な感じの歌が多いですが、真面目な良さもあってgood!!
ただ、短編ものがなかったのが少々残念です。
ミスター味っ子2(9) (イブニングKC)
焼きそば対決がメインのこの巻、多種多様な焼きばが登場します。
オーソドックスなものから、デザートにアレンジしてるような味っ子らしいものまで。
さらに下仲さんのカッコイイところもみられて、大会本選出場者も決まりますのでまた次の話が楽しみになる巻でした。
ミスター味っ子 DVDメモリアルボックス3
序盤からの明るく激しい派手なトリップシーンが象徴する味っ子の雰囲気とは異なり、どこか哀愁と寂しさの漂う最終章です。
『味』とは『料理』とは…
最も身近な『心』の部分を説いたこの終わり方にクリエーターの魂を感じました。
80年代を代表する伝説のアニメの一つと言えるでしょう。
今川監督は、原作クラッシャーと呼ばれる演出の風雲児だけど、その作品世界は喜怒哀楽のある人情豊かな物語で、吉本の新喜劇のような親しみを感じます。
関西出身の今川監督だから出来る笑いのセンスではないでしょうか?
とても初監督作品とは思えない素晴らしいアニメです。
キャラクター的に面白かったのは、物語がシリアスになるにつれ丸井のおっさんがシリアス顔になる辺りは、Dr.スランプの則巻せんべいを思い出させる。
陽一の母親(法子さん)が妙に色っぽく、こんなアニメだったっけと、今見ると驚かされます。
ミスター味っ子 DVDメモリアルボックス1
アニメが原作を超えたと思う珍しい作品。
とにかく大げさ過ぎるほどの過剰な演出で毎回毎回笑わせてくれた。
実際にその料理が作れるのかということとホントに美味しいのかという疑問も吹き飛ぶほどの凄まじさ(笑)
見ている側としては「味皇様が美味いとおっしゃるんだからそうなんでしょう」と納得するしかなかった(笑)
しかしその強引ささえも大した問題ではない。料理バトルの弱点として「後に料理を出したほうが勝つ」という常識を覆すことは出来なかったが、オープニングとエンディングの曲がいいこともあってやはり好印象だ。