本当に総合力の高い作品だ。前作のポストグランジな作風からもう一歩ハ-ドロックに踏み込み,「Lorded and alone」「Lost in the sun」 等前作には無かった哀愁系のロックナンバ-が良い。 そして、きゃつらHinderと言えば何と言っても破壊力抜群のパワ-バラ-ドだ!「Last Kiss Goodbye」は 絶唱系シンガ-、オ-スティンの旨味を存分に堪能出来る、畳み掛ける様なヴォ-カルが印象的なドラマティックバラ-ド。鳥肌必至だろう!
そして個人的に一番気に入った「Thing For You」は オ-スティンが長いツア-生活のため殆んど逢えなくなってしまった妻へ唄った激甘で切ないバラ-ド。ヴァ-スでは、幻想的なギタ-の音色をバックにオ-スティンが声を張らずに切なげに唄い、コ-ラスで感情を爆発させる、Hinder全楽曲中最もメロウな曲だろう。雨の降る夜の街を濡れながら歩く時、俺はこの曲を聴いている! 俺はこのアルバムを持って夜行バスで旅に出た。歩き疲れた時、何故か人が恋しくなった時、オ-スティンの バラ-ドがそっとアナタに寄り添ってくれるだろう・・・!
<参加してひいているギタリストと曲ナンバー> <1> PAUL GILBERT <2> STEVE LUKATHER <3> VIVIAN CAMPBELL <4> PHIL COLLEN <5> WARREN DEMARTINI <6> MICK MARS <7> STEVIE SALAS <8> GEORGE LYNCH <9> BRUCE BOUILET <10> WALTER TROUT <11> JAKE E LEE <12> PAUL GILBERT というようなことになっています。どの曲も天才ギタリスト達がリスペクトを持って演奏しています。聴いてみてわかったことはだれもジェフべックにはなれないこと。なぜならジェフは作曲家として天才なのだから。音楽学校いってもいい曲はかけっこねえええええええ。 だからジェフはグレート。10点中10点。 つううわけでジェフがいかに偉大なのかがわかるアルバム 資質的に才能が接近しているのはスティービーサラスですかね。
このCDセットに目がいくファンの殆どは初期のBowieに興味のある人だろう。
実際、1、2枚目は70年代初期の瑞々しい彼の姿を聴くことができる。
特にdisc1ではDavy Jonesという名前で活動していた頃の小曲をライブで聴けるのが嬉しい。
だがコアなファンは、ブートに収録されたものも少なくなく、音質が飛躍的に向上したわけでも、オリジナルと大きくかけ離れたアレンジが為されたわけでもない、このセットの購入を躊躇してしまうかもしれない。
だがそれでも欲しくなるのがファン心理というもの。
私がまさしくそうだった。
しかしである。最初、その存在さえ忘れていた、2000年6月にBBCで録音された3枚目がかなりいいのである。
ご多分に洩れず、私も「BowieはHEROESまで派」だが、本作に触れて、遅ればせながら90年代以降のBowieを聴きだした。
以前評価の低かったDAVID LIVEやSTAGESと較べても、ライブ盤としてそれらを上回る出来だと思う。
オリジナル録音を凌ぐと思われる曲もある。
バンドとしての演奏力、そしてなによりBowieの歌と声が(奇跡的なほど)いいのである。
どんな天才にも才能が枯渇する時期がある。
私はかつてPrinceにも同じことを感じた。
だがBowieはただの天才ではない。
彼の大きな武器である「知性」が今尚錆びることはない。
最近のBowieは昔に増してアイロニカルだ。
その厭らしさはよくも悪くも「老獪」といっていいほどだ。
そして時には、はっきりもの申す。
God is an Americanと現況を嘲笑うI'm Afraid of Americans。
イギリスが生んだ天才の知性は未だ健在だ。
ヴォーカルにヴィンスニールが復活した気合いのはいったロックンロールアルバム。サウンドはよりアグレッシヴになり、アンサンブルもさらに強化された。猥雑なイメージ、ワルなイメージもしっかりまきちらしている。ぐいぐいしめてくるヒクソンの技のように、ギラギラしているサウンド。やっぱりこういうのがいい。おすすめは7)Punched in the teeth by love エアロもまっさおな重心の低い破壊力満点のナンバーだ。聞くしかないだろうこれは。
今から数えると一昔前に発表されたアルバム。 メンバーの中核ニッキーの薬物中毒によりバンド存続が危ぶまれたが、それを乗り越えての発表となった当作品。派手さのほかに落ち着きが見られるようになったと思う。 「Dr,feelgood」「kickstart my heart」「without you」など多くがシングルカットされたが、一番の名曲は「time for change」。メタルバラードの真髄とも言えるこの曲は、バンドが困難を乗り越えて変わろうとする意思を感じる名曲。因みにB'zがぱくったといううわさもある。それほどいい。
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