映画は2006年11月18日リリース。監督は「Sex and the City」で演出を努めたデビッド・フランケル。衣装も「Sex and the City」のパトリシア・フィールドが手掛けている。何と言ってもメリル・ストリープ演ずる鬼編集長ミランダ・プリーストリーの演技がすばらしい。ご存じのようにこの鬼編集長にはモデルがいて、米「ヴォーグ」誌の編集長アナ・ウィンターがそれにあたる。コートをぶん投げ、無理難題な指示を飛ばしまくるメリル・ストリープが最高で、本作でアカデミーに自身14回目のノミネートをされ、受賞はならなかったが、アカデミー賞の会場でこの真似を再現してくれたのはかなり、素晴らしかった。
アンドレア役は女優のアン・ハサウェイがどんどんセンス・アップしていく様が実に面白い。特に、ハサウェイが最初着ていた服の『青色』に対するストロープの台詞は秀逸だ。ファッションの世界の生態系を見た感じだ。
最後のタイトルロールをよくよく見ると驚く。有名デザイナーがみんな『as himself』として登場してる。マーク・ジェイコブスが『as himself』なんて、それだけでもスゴイ映画だ。
私は本当にこの映画が好きです! 観る度に暖かい気持ちなります…。
人を愛することの“楽しさ”を教えてくれる気がします。 それは恋愛だけじゃなくて、親子愛や友達への愛… 様々な愛の形がこの映画には描かれています(^ ^)
ラブアクチュアリーと比べられがちですが、それよりも人数が多いので、一人一人の話が良い意味で深くなく観やすいです。
バレンタインデーという日が日本とは違う文化なのがまた面白い! 少し羨ましくもありました!
それぞれのキャラがはっきりしていてとても楽しいです! 共感できる人が必ずいると思います。 私はジェシカ・ビール演じるバレンタインデーが大嫌いな女子がとてもツボでした!!
他には高校生カップルの愛の形など… 様々な愛の形があって、そこには必ずお互いを想う気持ちがあるのだと知りました。
劇中で流れる曲もとても素敵で、 映画にも出演しているテイラー・スウィフトは二曲。 他にもエイミー・ワインハウスにレイトン・ミースターなど…豪華です!!
この映画を観ると恋をしたくなります(^ ^)
普通のアメリカ人の女の子がヨーロッパのお姫様に変身する物語。彼女は人から注目されたくないと思って生きていたのに、一転して有名人に。 普通の女の子だって、こんなに行儀悪くないのでは?と個人的には思うなあ。グラスをたたいて壊してしまうシーンはアメリカに居た事ある人なら「あるかも」と思うところでは?日本語が途中で3回くらいでてきます。日本語のわかる私達にはくすっと笑えるところ。謝るシーンは特におかしい。 ミヤの品のない英語やアメリカの俗語に、おばあさまが目をむくシーンも面白い。 この映画で王妃様をやっているのが、あのサウンドオブミュージックの彼女だった事が驚きでした。元気な家庭教師だったのに、しっとりした女性になっている!!
あいかわらず二部もおもしろいです。第一部で自分がヨーロッパの小国のプリンセスなのだと知らされたミアですが、全然プリンセスらしくなく、それどころかプリンセスであるがために学校中、アメリカ中から注目をあびてしまい失敗を何度もしてしまいます。 あいかわらずミアの性格が魅力的で、祖母や友達、母親にと振り回されている彼女がすごく痛々しかったけど笑えました。プリンセスなのに自分のことを学校で一番背の高いださい女の子だとコンプレックスを持っているから好感をみんなが持てるのだと思います。 気になるマイケルとの恋愛ですが、これは第三部に続くって感じでした。なのですごく続きが気になります。もう読むしかないですね。
せっかくアン・ハサウェイが奮発しているのに、コンテンツに魅力が感じられない。 単に、裕福な家庭で育ったお坊ちゃまとお嬢ちゃまグループの気まぐれなアバンチュールを楽しむ行動だけ。 たとえ、日頃のハイソな生活に空虚さを求めていたとしても、足を踏み外したとしても、単なる遊びしかないだけ。 そんなところを映画化して、どう受け止めてよいのか理解に苦しみます。 これが、たとえば空虚さを求めて、裏社会にどっぷり染まったとかであれば、それなりの展開により、膨らむ内容があるはずですが、裏の大人の世界をもてあそび、まるでゲームのように、その後始末をせずにリセットをかけるような行動は評価に値しないと思います。 アン・ハサウェイは、この映画に出演するまでは、「プリティ・プリンセス」シリーズの純白の王女様のアイドル的イメージが印象強く、この作品では同じ年に脇役で出演した「ブロークバック・マウンテン」とともに、以前のイメージを変えて、一皮剥ける大判振る舞いを見せてくれたのです。 しかしながら、アイドルが単に豊満な裸体をさらけ出すというだけに留まってしまい、なんら演技力のないものとなってしまっています。 実にもったいないと思います。 でもその後、彼女は「プラダを着た悪魔」以降より、幅広い役者ぶりが見れるようになったようですね。
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