ドラマ化される前に本書を読んだが、痛快で一気に読み終えてしまった。本の方がよい。これは、500年前の香取神道流の兵法を会得した剣聖の小説である。武田信玄の軍師であった若き山本勘助も8番で登場する。各勝負での剣の使い方が生き生きと描かれ、圧倒的なスピードと緊張感で勝負が行われる。私は、第7番の一つの太刀がいい。
インターナショナル版のKindle3を購入した時についていたものからモデルチェンジしていないようです。 昔はついていたものをつけなくなったのは経費削減と、実際にはPC接続で十分間に合うという判断からでしょうか
けど、このアダプタ、ひとつメリットがあって、PC接続でなければ充電できないモデルの製品も充電できます。もちろん、今は同じことができるアダプタは少なくありませんが、2年前は割りと珍しかったので、それからずっと使ってます。
当時と比較すると、USB充電するアイテムが飛躍的に増えているので、もうひとつ購入してもいいかもですね
志ん朝落語の魅力は人物描写の妙にあり、その上手さ巧みさについつい引き込まれ、ある時は長屋へある時は武家屋敷へと誘ってくれる。この度の朗読はまさにその心地よさの再現であり、又決して語り部の域を超えず、池波正太郎の筆運びを侵すことなく節度を守った見事な作品と堪能した。志ん朝の死をいまだ受け入れられずにいる者にとって、再会の幸せまでも、もたらせてくれた。
真田といえば「日本一の兵」幸村であり、十勇士でありで、なかなか表舞台に出てこない長男・信之。へたをすると、徳川に組みし、ぬくぬくと永らえた凡庸な長男、みたいな酷い扱いをされたりする信之。ところが、実は父・昌幸にも弟・幸村にも負けない名将であったばかりでなく、冷静沈着で一歩の隙もない器量で、徳川に臣従しながらも屈することなく松代真田十万石を死守した名君として主役に据えたのが、池波正太郎のライフワークともいえる大河小説「真田太平記」である。主役の信之(!)に冷徹さの裏に男の優しさを秘めた渡瀬恒彦、いかにも美丈夫でさわやかな草刈正男の幸村、まさに一筋縄では行かない老獪な武将である丹波哲郎の昌幸。皆「これ以上は考えられない」ハマり役。本流の大河ドラマシリーズからは外れた番組なので、いまひとつ豪勢な感じはしない(合戦シーンは上田の戦も、関ヶ原も、大阪の陣もみな一緒!)けれども、ドラマの面白さと、俳優の芝居だけでも十分楽しめる作品だ。特に世の長男諸兄は、必見の作品だ。
1つ1つの話が短いので非常に読み易いです。 300ページあるのですが1日で読みきってしまいました! 大河とは違った真実が赤裸々に書かれています。 読んでいると頭の中に状況が浮かんできてのめり込んでしまいますよ。 新撰組ファンとしては是非読んでおきたい1冊。
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