まず、読むのに1時間半かかりましたw 壮絶に濃い内容です。
他の方が仰ってるように、今回は過去編で、それが巻中の7/8を占めます。その中に、この物語の「基盤」がすべて描かれています。
他の方のレビューを見る限り今巻はやたらと高評価ですが…、あえてここは厳しく言わせてもらうと、正直自分には「分かりにくい」内容でした。
読み終わってよくよく考えてみれば「なるほどあの場面は○○が〜」「だから○巻ではこうなっていたのか」という感動がありますが、実際に読んでいる間は「???」で、とりあえず「・・・っ!!!!」みたいな感じで楽しめました。これも森山先生の圧倒的な画力の高さと見せ方のうまさあって故でしょう。
つまり何が言いたいかというと…「詰め込みすぎ!」です。いや内容が濃いのはありがたいことなのですが、もう少しバランスよく伏線を回収して話を進ませてほしいです。これなら1〜7巻の間にもう少し話を分散させることができたのでは?と思います。
これが、また9ヶ月も待たされた故の不満ですw上から目線でスミマセン…
純粋な感想を言うと、8巻も最高に良かった!!どんどんこの作品が好きになる!!
何より、これだけ謎が分かった後にもう一度1巻から読み直したときのワンブリの面白さったら!特にタカオ!だから2巻であんなに怒ってたのか!w
角川書店・月刊ドラゴンエイジ連載/森山大輔原作 「クロノクルセイド」TVアニメ第1,2話を収録したDVD1巻です。 時は西暦1928年のニューヨーク。悪魔により行方不明となった弟・ヨシュアを捜すため 悪魔祓いのプロとなったシスター・ロゼットと、彼女の魂(寿命)を契約の代償として 力を発動させる爵位剥奪者・悪魔クロノの痛快銃撃アクション作品です。 (総合7/10点)
Chapter01「シスターロゼット」★★★★☆(7/10点) 悪魔祓いに奮闘するロゼットとクロノのドタバタ劇中心のエピソードです。 中世のような雰囲気、聖職者である人間と悪魔の対比など世界観作りの巧さが秀でています。 起承転結よろしく目まぐるしい展開のテンポの良さ、バトルシーンの作りこみなど 次回に引っ張らない1話完結のOVA作品のようなまとまりの良さも魅力です。 シリアスとギャグ、アクションに謎をちらつかせた場面など惜しみなく凝縮しており、 視聴者を引き込む初手として次回への期待感に満ちた上々の仕上がりだと思います。
Chapter02「契約者」★★★★☆(7/10点) 悪魔封印の弾丸とそれを装填した銃の紛失から始まる クロノを中心としたこの世界の「悪魔」の存在を描いた物語です。 ロゼットとクロノの出会いと、行方不明となった弟ヨシュアの存在、 悪魔殺しと化した彼の現在も初めて断片的に語られます。 教会への侵入者撃退劇や、悪魔クロノの力の発動の末端など 謎めく暗い影を落とした緊張感に目が離せません。 第1話の戦闘描写で視聴者に注目させ、第2話でその核心へ迫る逆転の構成が見事です。
ロゼットとアズマリアのデュエットにクロノとヨシュアのデュエットが収録されています!!アニメとは声優さんが違うのですがとってもイメージに合ってていいです!! ロゼットとアズマリアのは女の子らしくてとっても可愛いですしクロノとヨシュアも声のトーンがそれぞれ出ていててとってもいいです★なんといっても最後のニューヨーク道中記がお勧めです!!もう原作のイメージそのままです!!可愛らしい3人が聞けますVv笑えます!!
物語もクライマックスを前に大きな動きをみせる「クロノクルセイド」。ロゼットの弟・ヨシュアを探すためサンフランシスコを目指す旅に出た、ロゼット、クロノ、アズマリアですが、ロゼットの天敵・サテラと鉢合わせたり、かつてクロノと共に「罪人(とがびと)」と呼ばれ、ロゼットの弟を連れ去ったアイオーンを慕う悪魔・リーゼルが乗客を操り人質に取るなど、前途多難。劣勢に立たされ、重苦しい雰囲気で進むシリアスなストーリーが13話の全体的な印象ですが、14話のキャラ総動員で繰り広げるパロディーとのギャップが凄い!ロゼットやアズのデフォルメの効いたキャラデザは他の回でも、もっと登場させて欲しいくらいキャラクターに合ってるし、最終回を観た後だと、この頃の雰囲気が何とも恋しいのです。
毎巻、毎巻よくぞこんな中身の詰まったコミックを出してくれますねwww 感服ですよ!
10巻は年末近くかぁ……早く読みたいですね!
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