ボディーガードの標準的行動が、事前調査、警戒にあるとし、実際の暴力への対峙以上に「意識」が重要であることを述べつつも、その部分の具体的なノウハウを欠いている。また、物理的手段による制圧に関する法律問題など、警備体制を運用する地域により違いがあることを考慮していないようにも思われる。具体的な暴力の制圧方法についても体格差や、複数の相手を考慮していないなど問題はあるものの、入門書、基礎的資料としては意味がある一冊。
iPad mini に貼ってみたのですが、見た感じもGOODでフィット感もBESTです。
一見すると露骨に女性受けしか狙っていないベタな映画なのだが、意外な「おかしみ」がある。脚本家は初期の『スターウォーズ』を手掛けた人だ。クロサワ映画ファンなのだろう。「マッチョで寡黙なボディガード」のケヴィン・コスナーがアキラ・クロサワの『用心棒』(英題『ボディガード』よ)を愛し、日本刀を所持していたりする。使い道もない日本刀を愛蔵する欧米人ったら、「東洋趣味のあるフェチ」ではなかろうか。ヒーローが日本刀を披露してヒロイン相手に自己顕示のような行動をする場面など、その明快過ぎる象徴性が可笑しい。しかもまんざら意味不明な場面でもない。美貌も才能も名声も財産も兼ね備えたタカビーな歌姫を感服させるヒーローには日本刀があって当然なのである。かくしてこの映画、クロサワからドリー・パートン世界(「I will always love you〜〜♪」)に移行して堂々たるツンデレ展開となる。うーん、楽しい。こういう映画に難癖をつけるのは野暮だ。 という訳で、趣味に走るライターの姿が見え隠れし、しかし表面上はあくまでハーレクィン系ラブストーリー、という重層性を持った映画(多分)。ちなみに黒人女性と白人男性のカップルは当時も今も大変に珍しい。ホイットニー・ヒューストンがハル・ベリーのような「白人的容貌の黒人」ではない、というあたりも貴重だと感じる。ホィットニー・ヒューストンを忍ぶ為だけに手にしたのだが、『用心棒』ファンの私にはなかなか楽しい映画だった。
やっとまとまった麗人の短編集。作者が今さらながら優れたストーリーテラーであると唸らされる1冊。30数ページの中に繰り広げられる様々な恋と人生。浮いて沈んで汚し汚され散って散らして、情念を描いて右に出る作家はいない、と言い切ってしまう。深い穴を入り口だけ覗かされたようで、どのお話も短編では物足りなく、続きを追いたくなる。作家性として暗くて重い印象があるが、最近は独特のドロ臭さが薄まってかなり読み易くなったと思う。絵もシャープに冴えわたり、男前の凄みも増してきた。濡れ場がまた容赦ない。特に表題作が萌えた。美人で儚げで哀しくて、惚れた相手に耐えて尽くす無私の男。深井さんのスーツとメガネ受けは、すごくイイ…。同じ竹書房の既刊に未重版が多く、新規の読者に過去作品がなかなか手に入らないのが勿体無いですねー。
~不気味な赤い双眸。 「グリーバス将軍の護衛」との設定ですが、アニメ「クローン大戦」シーズン3(Vol.2)ではその機動力と数でジェダイを翻弄してます(日本ではまだ未放送ですが、HPで動画がチェックできますから、是非!)。「護衛兵」というよりは、「手足」なのでしょう。 デザインとしてはスーパー・バトル=ドロイドの発展系なのでしょうけれど、「ヤ~~ラレキャラ」にしておくのは勿体ない。数を揃えてグリーバスと一緒に並べたいですね(更にその脇に歴代のバトルドロイドも加えれば圧巻です!)。 そして、対するは遂にベーダー卿となったアナキン率いるクローントルーパー部隊とジェダイの騎士達の三つ巴!! と、妄想は留まる事をしりませんが、置き場所がありません・・・。~
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