歴史物読書好きの方には、とても役立ちます。しかも、無料!無料で読める題材これだけあるのだから、電子ブックは必修品になる時代もくるでしょうね、近いうちに!!
「禁煙」の表示の下でタバコを吸うメンバーのジャケット写真が、何とも渋かったので買いました。
菊地さんが渡米前に行った、スタジオでの公開レコーディングだそうですが、
やはりメンバー全員気合の入った演奏ですね。
このアルバムではエレピは使わず、アコースティック・ピアノだけというのもピリッとして新鮮。
アップテンポの曲での、村上寛さんのドラミングが特に印象に残りました。熱演!
菊地雅章(p), 峰厚介(ss), 宮田英夫(ts,fl), 鈴木良雄(b), 村上寛(ds) 1973年3月
NHK−FMでこのアルバムの表題曲をリクエストされた御仁がいた。三十年前京都のジャズ喫茶で聴いた鮮烈な印象が蘇った。その京都で麻薬に蝕まれた心身を癒しに滞在していたピーコックを、当時新進気鋭の菊池らが無理やり?連れ出し録音されたのが本アルバム・・・と当時のライナーノーツに書いてあったように記憶している。 地獄を垣間見た芸術家がそれらを克服する過程でとんでもないことをやってくれるのは、コルトレーンを引き合いに出すまでもなくジャズの世界でも珍しいことではない。60年代フリージャズの前衛に身を置きボロボロになり禅に癒されたピーコックと、チックコリアのNow He Sings,Now He Sobsに大きな衝撃を受け自身の新しい方向性を模索していた菊池との会遇が鮮烈な感動を呼び起こす。お嬢様ジャズに席巻された現代日本のジャズ界にこの創造性があるか。
文庫本がボロボロになるほど何回も何回も読んだ作品です。今の時代だからこそ「恩讐の彼方」の意味をじっくり咀嚼し、日々の生活の糧にしなければと思います。50以上スワイプしてページをめくりますが、読むのが楽しくなります。元々好きな作品なので、スワイプも楽しい。私自身まだ電子版の書籍を使いこなしているレベルではないのですが、好きな作品を読む事で、様々な操作にも慣れていくことができると思いますので、kindleに慣れたい方は、好きな作品を読んでみてください。
一曲目、20分の演奏になる「ダンシング・ミスト」を聴いた時、
どこかで聴いたことあるなあ・・・と思ったら、
映画「ヘアピン・サーカス」のサントラで冒頭に収録されていた、メインテーマそのものでした。
その他、4曲目「Yellow Carcass in the Blue」も、サントラに使われています。
その他、「E.J」などは4ビートでグイグイ引っ張るハードな演奏。
クールでシャープ、色っぽいサウンドが刺激的です。
菊地雅章(p,el-p), 峰厚介(ss,as), 市川秀男(el-p,org), 池田芳夫(b,el-b),
日野元彦、村上寛(ds), 岸田恵二(per) 1970年9月7日、9日録音
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