かなり前に読んだノベライズ本より、面白かったです(>_<)今の山田奈緒子と上田次郎も好きですが、この本の2人も新鮮で好きになりました(^_^)
ゲームブック文体で書かれた、マチトムの外伝(?)的小説でした。 もともとゲームブックは好きだったのですが、それが弟が大好きなマチトムで出ていたとは驚きました(僕も8巻くらいまでは読んでます)。
ゲームブックとしては、マチトムのファンであることを差し引けば80点くらいでしょうか。サイコロもマッピングも必要ないシンプルな構成(真新しいところはない)ですが、おそらく年齢に関係なく楽しめるように作られた暗号と、何パターンかあるマルチエンディングがうまいです。 少年少女向けには良いかんじなんじゃないでしょうか(ここからゲームブック人口が増えないかなぁ…)。
マチトムファンとしては、進む番号の先々で小ネタが詰め込まれているので、7回くらいのコンティニューまでは、いろいろと新しい発見をしながら楽しめそう。で、5回やれば、大体の人がハッピーエンドに辿り着けると思います。 そういうバランスは、ミステリー作家さんらしく、さすがです!
ふつうのゲームブックにはない、後日談的な短編小説3本も、小説の作家さんじゃないとできないサービスですよね(224ページのうち60ページくらいが小説でした(笑))。 内人はちょっとだけ賢く、柳川さんがダークサイド寄りに、真田さんは乙女モードになっておりました。神宮寺さんはそのセンスでいいのか…。
最後に。 後日談は、ゲームの方でハッピーエンドに到達してから読んだ方が何倍も面白いです。 途中で読もうとした人は、14へ行け!
約3年5ヶ月、待った甲斐がありました!!
今回の作品は今までと異なった雰囲気でした。
また、登場人物のイラストも前作などに比べ丁寧にかつ多くの人物が描かれています。
クイーンの本音が垣間見え、美しいイラストも健在。
怪盗クイーンシリーズは、もともと謎が多く
はじめての方も、どの話から読んでも楽しめます。
再び新しいはやみねワールドがやってまいりました。
ファンの皆様はもちろん、初めて見かけた方にもおすすめ致します!!
この本はとにかく面白い! 僕はまだ小学生だから、中学生の気持ちはわからないけれど、中学生の感じがひしひしと伝わってきた。中学生になったら、こんな冒険をしてみたい!
「銀のさじ」シリーズの1作
作家生活二十周年記念書き下ろし小説
ドジッ娘の高校生の行動と世界情勢がシンクロ、彼女の行動次第では世界は滅亡するといった感じの話でした
上遠野浩平氏の描く作品みたいな感じのものを期待していたのですが、ドタバタコメディ的要素の強い作品でした
思っていたよりもライトな作品で少し残念でしたが、楽しい作品でした
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