この映画のテーマは「母性愛」と「女性の自立」といった感じ。 とにかく女性の強さ、母の強さをしみじみと感じる映画です。 主人公をはじめ、主要登場人物が全員女性(うちひとりはオカマw)というのも面白いのですが、その全員がみな自分の人生に対して前向きに生きています。いろいろ悩んだり苦しんだりもしますが、一生懸命頑張って生きていくんです。「女性って強いなぁ」って思いました(ちなみに私は男性w)。 そして特に心を打つのが、母親の息子に対する愛情です。最愛の息子がストーリー序盤で交通事故に遭って死んでしまうんです。その息子に対する切なくも強い愛情が痛いくらい伝わってきます。 思わず涙し、時には笑って楽しめる、そんな素晴らしい作品です。 女性はもちろん、ぜひ男性にも観て欲しい映画です。
タイトル中の「マイ」の私とは誰のことなのだろう。最初の方で死んでしまう青年? 最後の赤ちゃん? それともアルモドヴァル監督自身? はたまた観客のことなのか。
『オール・アバウト・イヴ』がタイトルの基になっているそうだが、映画の中で繰り返される演劇は、『イヴのすべて』(マンキーウィッツ監督の!)と同時代の映画としても有名な『欲望という名の電車』である。その演劇で主役を演じる女優を始め、役者たちの演技合戦が見ものであるのは誰もが誉めているとおり。
映像的にはこの監督らしい原色を基調とした鮮やかな色彩と大胆な平面的構図に加え、ヒロインが昔の友だちと出会うあたりなど、なんとなくフェリーニをも思わせるようなシーンもある。
レンタルビデオで観てどうしても欲しくなって買いました。最初は一本つづ探していたのですが、高額でした。それでこれを発見して買いました。すごく得しました。歪な人間の内面が描かれていて素晴らしいです。推理小説なんかを読んでいる人にはしんどいでしょうね。
とても歴史のある新生児学の教科書の最新版です。ページ数がとても多く、内容もどんどん豊富になっていますが、比較的薄い用紙で厚みを工夫しています。自分には、若干薄すぎて雑にめくるとやぶけるかと心配しましたが、けっこう丈夫でほっとしています。円高で比較的購入しやすいので、そばにおいて、どんどん辞書代わりに活用出来る本としてぜひお勧めします。
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