Blu-rayを購入する位なので、もちろん作品内容は★★★★★。 画質・音質が少し残念だったのでタイトルの★の数にさせて頂きました。
画質はBlu-rayならではの目を瞠るような向上は感じられませんでした。 逆にもうちょっとなんとかできたのではないか?と思う位です。 音質についても同様です。 (個人的に)この価格でこのクオリティーには、ちょっと満足できませんでした。 DVDで十分だったかな?という感じです。 メイキングが初収録。 2002年版DVDには収録されていたインターナショナル版予告とリンチ監督のインタビューが無くなっています。
■映像 :1080p Hi-Def/16:9 ビスタサイズ ■音声 :英語(5.1ch DTS−HD Master Audio) :日本語(5.1ch DTS−HD Master Audio)
このサウンドトラックを聞くと映画を改めて見たくなり、また映画を見ると改めてこのサウンドトラックを聞きたくなる。本当なんです。ロイ・オービスンのジョランドーは本来明るいバンドソング。それをアカペラにアレンジするとこれほど邪悪な感じになるのです。いやぁ、感服しました。11年ぶりくらいにサウンドトラックを購入しました。
サックス奏者フレッドから見る妻レネエは,貞淑だが謎めいた存在。レネエから見たフレッドは自分を束縛する庇護者。隣りで眠っても逃れられない悪夢に追い立てられるフレッドは錯乱。レネエはそんなフレッドを哀れむような瞳で見つめる。
修理工ピートから見るアリスは魔性の娼婦。バックに権力者に怯えつつ肉の魔力から逃れられない。アリスから見たピートは都合のいい優男。虜にして破滅へ誘う。
「いいように記憶する」フレッドが疑心と狂気に囚われて創り出した現実は・・・どちらの現実も彼にとっての超現実。一枚の写真に写るレネエとアリス。「二人を別人格と捉えたい」彼に都合の良い記憶。アリスは自分の妻ではない,淫乱で不純な別人格・・・でも二人の顔は同じというパラドックスに苦悶する男。
冒頭のワンカット,ベッドで振り返るレネエの別の顔,前に会ったという化粧男,燃え盛る炎の逆再生。分かり過ぎるほど分かっているのに,答えは出ない。
夢,英Dream,仏Dormir,いずれも「夜に見る夢」だけでなく「将来の夢」「希望」はたまた「白昼夢」をも意味する.
夢が敗れたとき,恋が敗れたとき,決まってこの映画を観たくなる.この映画はあらゆる(ネガティヴな意味での)「夢」であり,そしてそれは現実世界にも当てはまるのだから.
ナオミの出世作です。 脱いでるシーンがよかったのに。 わざわざ海外から取り寄せました。 コレクターアイテムです。
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