大きさ・重さは負担になることなく、使い勝手については問題ないと思います。ビットも豊富 に用意されているので、これだけでも充分所有する価値はあると思います。
ただし、ビットを接続するコレット周りの構造上の問題により、回転のブレが原因でモーター が空転してしまったり、最悪モーターがオーバーヒートしてしまったりします。 (これが原因で販売元へ一度交換依頼しています)
ですので、あまり大きな負荷のかかるビット(例えば切断系のダイヤモンドソーなど)での使用 には不向きと思います。
また、本体と内部モーターに若干の隙間があるため、軸ブレが生じてしまいます。貴金属加工 などの精密な作業には不向きで、模型や木工品の削り・成形向けと思います。
オリジナルLPジャケットは初回が茶色のサンドペーパー、後に黒地にデユフィの絵があしらわれていた。ザラザラ感とフランス近代絵画。そのイメージは見事に内容を示していた。ドウルッテイ....とはスペイン戦争で活躍した義勇団だそうだが、ヴィニ自身の真面目なアプローチがヨーロッパ文化の現在での危うさをも伝えている。ファクトリー時代の諸作品には、タイトル通りレコード産業と闘うための義勇団が帰還したことを思わせる。この青さもまた魅力。デヴュー作にして生涯の傑作。
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