元気で素直な少女・ミレーユが、ときどき
こなれた双子の兄・フレッドの身代わりとして活躍する
ハイテンションコメディ。
今回は、ミレーユと王太子妃が、乙女歌劇団を立ち上げ、
オリジナルの劇(脚本はセシリア王女!)をするというお話。
新登場のキャラの恋のお話もからんでいます。
ミレーユとリヒャルトとの間にも進展があるか・・・?
という感じです。
リヒャルト、だんだんすごいことになっています。
赤面モノのセリフがてんこもりなのに、
ミレーユ、鈍すぎだよ。。。
鼻血キャラが定着してしまった第二王子も、おばかでかわいいです。
なんにしろ、ミレーユとフレッドの双子はモテモテです。。。
今回はコメディと恋愛が中心のたのしいお話でしたが
ラストがきなくさくなっており、次は陰謀編になりそうです。
ビーンズエースでのコミック化も決定だそうです。
アニメイト流通で発売されていたドラマCDのコミック化。 吉祥寺のとあるカフェにかっこいい男の子が5人。でもそこはやっぱり男だらけなもんできれーいにまとまっているわけではなく。ケンカしたりと忙しそう…。読んでいると実際にこのカフェにいるような気がしてなかなか楽しい。出てくるケーキはとても美味しそうだしね。 私がこの本を好きな理由は男5人のやり取り。読んでてこっちまで楽しくなってきます。絵もかわいく好感が持てます。
ねぎしきょうこさんはカラーがとっても綺麗ですね! ドラマCDをあまり持っていない私には大満足の一冊でした。 サイズもA4サイズと大きいですし、ページ数も80ページ近くあるのにも関わらずこの値段はお得だと思いますよ! またドラマCDのイラストだけでなく、WINGSの表紙に使われたものやFCの会報のイラスト等も入っていますので、ドラマCDをたくさん持っているんだけど…なんて方も十分満足できる一冊だと思いますよ。
ランズーカ王国の王女・アイリスは カミさまに国にはびこる害虫を退治してもらうため 代償としてカミさまへの貢物になることに。 ところが彼女を代償として要求したカミ・ザオネイルは ちっとも願いをかなえてくれる様子もなく。
カミさまへのみつぎもの、というと生贄みたいで 世界観暗そうですが、のんきーなお話です。 カミさまは実存して、人間の姿をしています。 人間の願いを食べるのですが、あんまりやる気がない。 元気で根性のあるアイリスが、せっせとザオネイルにまとわりつき 諸国を巡る。。みたいな話です。 アイリスの幼馴染で宰相の息子、レジーもアイリスが好きで アイリスいじめと、アイリスをいじめる人退治に 情熱をもやす、変なキャラです。
はじめはレジーとアイリスがくっつけばいいなあと思っていたのですが やっぱりというか、ザオネイルが優位みたいです。 ちょっとずつアイリスと思いを通わせるザオネイル。 でもカミは自分の欲があっちゃだめだから 前途は多難そう。 レジーには、ぜひ!がんばってほしいです。
ひょっとして今までの巻で一番、ドキドキをうるうるが勝った巻だったかもしれません。
ミレーユとリヒャルトを筆頭に「全員ぎゅっとしたい!!」という巻。本当に愛でいっぱいの
巻でした。恋人の愛、親子の愛、友達の愛、兄弟の愛、主従の愛、仲間の愛……語りきれません…!
女の子もシーカ&ドルーシラ&シャルロットが登場するので華やかでした。
なによりミレーユが相手の大事な感情に「私がやってやる!」みたいには絶対に土足で踏み込んでこないんです。普段は
元気にかっ飛ばしているミレーユですけど、こういうときは優しくベールで包むカンジなのです…本気でうるうるきました…。
従兄のフィデリオももちろんですけど、私としては兄弟愛がすごく響いてきました。政変で散り散りになってしまったけれど、
「本当は大好きなんだよね…」とヒシヒシ。そしてラブコメはいつもながら絶好調です。リヒャルトは素で口にしてますけど、
小言ですら睦言に聞こえるレベルなので、自覚してミレーユに言う言葉の甘さと言ったら……悶えます。そのリヒャルトと
エドパパですが、「もう昔のようには」のセリフが不意打ちでグサリときました。エドパパとはリヒャルトが家族を失った10歳ちょっと
からの仲なので、もう家族みたいなものですよね……なので余計にグサリ。「大丈夫、エドパパはツンデレなだけだから!」
と必死に念じてしまいました。でもエドパパも愛情ゆえなので、じれったい。
そういえば異母弟のキリル。初登場時にただの当て馬?と思った自分を猛省したいくらい惹かれる子になってます!不器用な照れ屋なので
からかいたい気持ちも分かる…リヒャルトやオーリリアスとの過去話とかが読みたくなりました。
独断と偏見の(……笑)注目セリフは『兄上』『きゃあ、言っちゃった!』『俺の兄さん』『ルド様』『無念です』。この巻もとっても面白かったです!
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