そもそも土木構造物とはどんなものなのか。 ここを知らないと話になりません。
土木構造物とは、一般的に橋やトンネル、道路等のインフラを指します。 公共の施設や設備と考えてもらえれば十分です。 土木構造物を遺産として扱うことで、構造物が持つ歴史や社会的な役割、 当時の技術レベル等を後世に残そうという目的で近年、遺産としての 保存活動が始まっています。
本の作りとしては、構造物の歴史や構造などの説明書きと 構造物のカラー写真が載せられています。 カラー写真があるため本そのものは見やすいのですが、説明文に関しては 興味が無いとつまらないかと。 掲載されている構造物も知名度は高いとは言い難いです。
本の作りは良いのですが、一般人向きではないと思います。 興味半分で買っても自分で思っていたものと違い、 途中で読むのを止めてしまう可能性もあります。 買う前に一度中身を確認することを強く勧めます。
情熱大陸で彼の活動を見てすぐに購入しました。
デザインしないデザインがあるといことはナガオカケンメイさんと
同じことを言ってるなと思ったら、鹿児島のマルヤガーデンズのプロジェクトは
2人が絡んでいたと知り、納得した。
幸福度が日本人は低いというが、その最大の理由は、人と人のつながりの希薄さにあると言われている。
これからの日本の社会をよりよくしていくコミュニティをどうしたら作れるのか、
21世紀の日本に必要な考え方を学べた。
大人が読んでもモチロン、子供が読んでも飲み込みやすい。
可愛らしい(?)イラストが全ての解説についていて、地震への備えを視覚的に理解しやすい。
がれき、トイレの臭い、避難所の混雑など、文章で読むだけでなく絵になっていることで改めて
「ああ…こんな非常事態になってしまうんだ」「これは不便だ」
とリアルに考えることが出来、備えや知識の大切さを感じた。
同じく地震に備えるためのグッズや行動も、細かなイラストで記憶に残りやすく、とても有用。
「日本の面積は世界の面積の400分の1。
そこに、
世界の地殻エネルギーの10分の1が集まっています」
冒頭に載っているこの情報に驚いた。
事実にも驚いたし、こういうことを全く知らなかった自分にも驚いた。
もっと広く知られたほうが良い知識だと思う。
簡潔にして最大。日本で暮らす以上、地震への備えは生涯無くならない重要な仕事なのだと痛感する一文だった。
阪神淡路の震災にあわれた方々がアンケート・インタビューに答えてくださり出来上がった本とのこと。
辛い思い出が多大であろう中で記憶を提供してくださり感謝である。
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