LIVEGYMに通いつめ,シングルに熱狂しアルバムに涙したあの頃。TMの亜流だと言う奴を「月光」「TIME」など名バラードで黙らせ,ロックじゃないと言う輩には「7th Blues」を聴かせ唸らせた。 B’zと共に歩んできたと勝手に自負するのは,我々30~40代の中年初期多忙世代。久々にベスト盤発売と聞き曲目を見ても,分かるのはせいぜい半分。自分の内面に抱えていたものと,彼らの詩や曲が微妙にずれてきて,CDショップから遠ざかった頃の曲が多く収録される。 純情で不器用な男の日常を何気なく切り取った詩を,ドラマチックなメロディに乗せ,一時代を築いたB’z。このプロジェクトは既に,偉大なるロックスターの2人でさえコントロールすることが困難であるかのよう。 僕らは中年になって危険を冒さなくなっても,守りに入るロックスターは見たくない。古株ファンの我がままなのだけれど,カッコよくなくてもいいから,彼ら自身の世代の苦しみや喜びをストレートに聴きたい。 願わくばもう一度,B’zの詩やメロディにシンクロして泣きたい,そして燃えたい。
難易度:中級
御茶ノ水をブラブラと徘徊していたら、本書と遭遇しました。まずこの価格でしょうね。ポイントは。曲数は11曲なのは、まあ価格から考えると仕方ないでしょう。でもクリスマス曲のみというマニアックな視点は素晴らしい!ギターソロでこういうマニアックな視点は感動です(笑)。過去にもNHKソロ集なんてありましたが。。
特色として前半5曲がクリのスタンダードナンバー、後半6曲が邦楽中心の定番ソングという構成で、前半と後半が編曲者が違うというのが面白いです。したがって、2つの側面から楽しめるという仕組みです。前半の関口氏は、経歴が独特なようで、編曲も結構斬新で独特です。ジャズの要素がかなり強く打ち出されているので、同名のギターソロを弾いた人でも新しい発見があるでしょう。後半の岡村氏の編曲はとても素晴らしいです。JPOP系の編曲はうんざりするようなクオリティーが多いですが、この方のアレンジ能力はすばらしい。開放弦との倍音を絡めたり、ハイポジやミドルポジを上手く使って、美しい音の出方を上手く計算しています。音数は多くなく一見、演奏し易いようで、単音の美しさを上手く使っています。巧者・岡崎倫典氏に匹敵すると思われます。
また邦楽も一昔前の選曲なのがポイント高く、30代40代の人は泣きます(笑)。私は、既にいつかのメリークリスマス50回以上演奏しています。ワム→達郎→Bz→ユーミン→ドリ→教授 怒涛の大攻勢ですね。辛島美登里と稲垣潤一が加われば最強でしたが。。。
〜I love cinemas 〜シリーズに続くと思われる全編英語歌唱の季節物。やや歌唱がBGM化している部分もあり、前作2枚の映画アルバムと比べると聞き応えという面では少し劣るか?それでも手嶌葵の稀有な歌声でファンなら買って損はしません。しかしゲド戦記歌集→春の歌集→The Rose →虹の歌集→La Vie en Rose →Christmas songs とこれで英語アルバムが日本語と同じ枚数となってしまったので、次回は是非「歌集シリーズ」へ戻り、ややマンネリ化しつつある「癒しの歌姫」から少し脱皮させて欲しい。手嶌葵の歌声は「癒し」という部分も大きな魅力ではあるが、それだけではないポテンシャルがあると思っています。更なる成長をこの人には期待しています!
他のレビュアの方の意見で多かったのは、
記念盤よりも新作のほうが良いという意見でした。
当方は、GOLDあたりまではヘビーリスナーだったのですが、
熱き鼓動の果て以来、B'z離れを起こしていました。
今回、BAD COMMUNICATIONの新録と、
過去のDVDにつられて購入していたのですが、
レンタルすらしていなかった「衝動」以降の最新作に、
新しいB'zの魅力を発見することができましたし、
現在行われているULTRA TREASUREの投票結果も興味深く、
今、新旧のB'zファンが融合している!と痛感しています。
できれば秋のツアーでベスト的なセットリストにして欲しいし、
そのライブには是が非でも参戦したいとも思うようになりました。
結局、最近のアルバムは1位は取得するものの、20〜30万枚の売上と、
ひところの勢いが完全に止まっているのですが、
これを切っ掛けに再浮上、というか再び独走状態のB'zが観たいものです。
僕はこのリリースは正解だったと思います。
むしろPlresureIIが不要だったのかな、とも思いますが(笑)
恋の終わりのどうしようもない切なさがつまった一枚です。 もう一緒に人生を歩んでいけないとお互いに分かっているけど 大事な人には変わりがないという思い。 今までいろんなシーンで聴いてきましたが、思い出が重なって 私にとってどんどん大事なアルバムになっています。 曲も、歌詞もひねりすぎてなくてストレートなのに、複雑な 味わいのある一枚だと思います。 最近のB'zしか知らない方にも是非おすすめの一枚。
|