トータルの面白さとしてはまあまあ。しかしながらこれほど大騒ぎするようなミステリーとはとても思えません。
もともと日本人にはなじみの薄い欧州の宗教が絡む物語なので、そこのところでまず日本人には今ひとつピンと来ない舞台設定だと思います。
ネタバレのため、未読の人は読まないでほしいのですが、タイトルのダ・ヴィンチ・コードを信ずるとややはぐらかされます。なぜってこのミステリーはルーブル美術館官庁が作った謎を解明するのがほとんどだからです。個人的にはダ・ヴィンチの残した絵画などにもう少し謎が隠されているものだと想像していたので、やや肩透かし。黒幕も主要登場人物が少なすぎ、簡単に予測できるのもマイナス。
さしてドラマが二転三転でもなく、本当に海外で高評価なのかちょっと謎が残りますね。どうも欧州、北米ではやはり宗教に絡んだ歴史ロマンは受けが良い。その土壌がわからない日本ではややいまいちではないかと考えます。
謎解き自体はほどよい難易度で、時間をかけて真剣に考えれば結構答えが得られるものが多いので、謎解きとしては面白いですよ。
テンポもよく娯楽小説としては面白いとは思います。
個人的には本作よりも「天使と悪魔」のほうがはるかにお勧めです。あちらは謎解き要素がとても魅力的なのでね♪
前半は1人の少女を保護することやペルセルテがフォロンに猛アタックする話のようで、
後半は物語が急加速して、徐々にクチバ・カオルやエンプティ・セットについて明らかになる感じです。
何より重要なのは、神曲をテーマとしたこの話で、初めて『ダンテ』について触れられます。
物語も終盤にさしかかり、次々と新しいことが分かっていく、重要な一冊だと思います。
声・ノリ凄くいいです!!個人的には8番の曲が聞きやすいしオススメです!!
モンハンノベルに新刊が出たと聞いたので早速購入。
届くとともに読み出し・・・あれ?イラストに布施さんのような大胆かつ流麗なイラストがない・・・読み終わってからの微妙な虚しさ・・・普通に面白かったのですが、今まで氷上慧一さんが長い間担当だったので氷上さんに慣れてしまっているのか、納得いかない出来。
氷上さんのキャラも出てくるのですが印象が薄い・・・
なんにしても作画担当が布施さんから凱さんに変わったのは失礼ですが、痛い(>。≪)
蒼天の証から読むのではなく、氷上さんが担当し始めたノベライズから読んだほうが面白い気が・・・そこは個人の好みです。でしゃばってすみませんでした・・・
アニメシリーズの中で、大きな転換点となる第8話と第9話を収録
第8話は、サービスシーンがいっぱいの、華やかな内容。日頃民間護衛組織に勤務する女の子たちの、女の子らしい一面がたくさん見られる話となっています
そして続く第9話は、新キャラクターの登場により、物語が大きく動き始めます。休暇を満喫した主人公たちパスカルメイジのクルー。未だ休暇気分を引きずる面々を取り巻く世界では、海上テロリストが横行する世界が大きく動こうとしている−
タクティカルロアというアニメの、女性キャラクターが魅力を振りまく華やかな話と、海上テロリストに対峙して世界の安定を図るというシリアスな話という二面性が同梱しているのが、この巻です
この作品のファンであるならば、オーディオコメンタリーにターニャ・L・コジマ役の三宅華也さんが参加されているのは気になるところではないでしょうか。キャラクター人気投票でも上位にランクインしたターニャを演じる三宅さんが、役を離れて声の出演をしたのはこれが初めてとか。要チェックです
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