まずは、あえてタケちゃん、と呼ばせていただくことをお許し願いたい。
シンガー=タケちゃんのベストは、これまでにも数多くリリースされてきたが(そのうちの『ゴメ〜ンネ!たけちゃん』には以前、レビューを書いていた。そちらもご参照ください)、ついに“ほぼ”決定版と呼べる、カップリングも含むビクター時代すべてのシングル曲を収めた2枚組が登場した。
(さすがに後期はサボりがちになったが)オールナイトをほぼ毎週聴き、夜中に爆笑しては母親に叱られたりしつつ、せっせと送ったネタハガキを読んでいただき「しょーがねぇなぁー(笑)」のお言葉をいただいたこともある者の一人としては、「いたいけな夏」も「俺は絶対テクニシャン」も入って、それ以外の主な楽曲もCD2枚にたっぷり収録、しかもリーズナブルなプライスという、これは絶対手に入れないわけにはいかないのであった。
そのオールナイトでしゃべっている時もそうだったが、歌に関してもタケちゃんはフルチンで勝負していた。決して上手くはなかったかもしれないが、どんな大物ミュージシャンや大御所が書いた曲だろうと、構えることなく“裸の歌声”を聴かせてくれる。
まさにそこが、たまらない魅力となっている。
1曲めが「浅草キッド」で、おしまいが「俺は絶対テクニシャン」ってのがよくわかんないけど、これは“泣けるなんとか”って番組で取り上げられるなどして、近年よく知られるようになったから、しょうがないのかな(もちろん「俺は絶対テクニシャン」じゃなくて「浅草キッド」が)。
コンパイルと解説は高島幹雄さん。
あと、それから、TV番組で歌っただけでなく、ちゃんとスタジオでレコーディングされているはずの「Sea Side Woman Blues」は今回も未収録ということで、実に残念ですな。グッスン!
このDVD、本当におススメ!
玉ちゃんのレポートにより、スナックの奥深さが伝わってきました。
これを観ていると、周囲への気遣い・場の盛り上げ方など、世の中を生き抜くための技術を学べますね。
笑いだけでなく、人間形成にも役に立ちますよ。
スナックって、今まで行ったことがなかったけど、行ってみたくなりました。
買ったから最初何が送られてきたんやと思う位大きな箱。 セッタが入ってたんやなぁ…… 内容はテレビで見てたから、まぁ思い出して笑った感じ。 ただ、未公開が多いから十分楽しめるかなぁと。 今回は大輔復活って思わせる内容ですな。★4つは個人的には、深夜の通常内容のヒッソリ感が好きなんで。
たけしさんの浅草キッドはとても感動した。弟子思いの深見師匠と師匠思いのたけしさんとの心のつながり、師弟愛がよく書かれていた。読んで思ったことは、深見師匠とたけしさん、小出監督と高橋尚子選手との師弟関係がよく似ていることだった。弟子の才能を伸ばすことにかけては天才なお二人である。お互いの波長と信頼関係がうまく合致して、共に世界の北野武と世界の高橋尚子を生み出した。やっぱり人との出会いは大切だなぁと実感したが、それはたけしさんや高橋選手のような人物だからこのような素晴らしい出会いがあったのか、とも感じた。
浅草キッドのお二人大好き!
水道橋博士の「本業」なども力作で、
とても楽しく読みましたが、玉ちゃんのこちらも
とーっても面白かった! というか、思った以上に
ストレートで骨太で、「全うないっぱしの大人!」とは
こういうことを言うんだなあ、と思いました。
生まれ育ちが新宿だそうですが、想像するに
きっと昔はやんちゃをしてもこういう「ルール」をわきまえた
大人も子どもも多かったんだろうな、と思います。
「それに比べて今は・・・」なんて嘆いてみたってしょうがない。
まずは自分が子どもに「かっこいい!」「ああでなくちゃ」
「ああなりたい」と思われる親や大人にならなくては!
この本を読んでそう思いました。
私はまだ子どものいない女性ですが、それでも十分
楽しめました。
もちろん、息子さんがいる親御さんも14歳前後の男子も楽しめると思います。
多少、お話が「シモシモ」しているところもありますが、
それはご愛嬌(中学生女子には危険かも)。
思いのほか、真摯でストレートで、愛情にあふれ、まっすぐで
玉ちゃんってすっごくすっごく素敵な人でした。
全体的に目の前で語っているような、そんな文体ですが、
それもまたよし。
玉ちゃんのほかの本も読んでみたい。
というか、14歳の男子のためのルールを玉ちゃんに
書いてもらおう、と思った編集の方もすごい!
とにかくオススメです。
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