車で窓全開にして聴くと気持ちいい。歌詞も曲調も非常にアグレッシブ、 貴水のポップ、というより完全にロックのボーカルとメッセージは 昨今の元気のない男達にも向けられたものかナ。 華やかさもあれど、より力強くてアドレナリン激沸! デリケートさもあれど、あくまでタフでロック魂炸裂。
祝! access再活動! めっちゃうれしいわ。俺自身が沈黙後ファンになり、リアルタイムのaccessを知らなかったけど、今回の再活動で見れてうれしいわ。ほんま。
TVスポットも入っているし、価格の手ごろなのがよい。
宇宙艦隊同士の戦闘をアンサンブルの群舞でうまく表現。
アニメでも一艦隊何万艦が、点々で表現されてましたが…。
本来長いストーリーを帝国側だけを描いて上手く圧縮してありました。
今回は帝国側だけなので、もう一人の主役ヤン・ウェンリーは名前だけの登場。
そうそう、ちゃんと『ゼッフル粒子』が出てきたのが嬉しかったです!
(ミノフスキー粒子と同じくらい…?)
そして、やはりラストはそこだったか!と。
キャストでは、ラインハルト役には「侍戦隊シンケンジャー」の
シンケンレッド=松坂桃李。
そして、キルヒアイス役は声がアニメそっくりで違和感がなく、
アニメでラインハルト役だった堀川りょうが、
ラインハルトの父親役として特別出演。
最も意外だったのが皇帝フリードリヒ四世役の長谷川初範。
老け役が似合ってました。
accessの解散原因は、本とかではお互い(特に浅倉)にやりたい事が芽生えてきて、 それで貴水も卒業を決めて前向きにうんぬん…みたいに書かれがちですが、 実際は本人の気持ち以上のもっと大きいところでの契約上の問題があったと聞きます。
少なくとも、このLIVEの時点で半月後からのスケジュールが真っ白なのは本人達もわかってたはずで、 それのせいでか、本人達の表情がやけに切ない感じなのが個人的には好きです。 「もしかしたらこれがaccessの最後かもしれない」的な悲壮感が(とくに前半は)プンプンするので、 見てて逆にこのLIVEがピリッと締まってる気がして良いです。 特に、切ない感情や別れ(旅立ち)があるような歌詞の三部作を表現するには、 このLIVEの感じくらいで最も合ってると思うし、 なにより時期的に当然ですがほぼシングルの原曲に近いアレンジで三部作を演奏してくれてるのが嬉しい! 自分のように三部作が大好きで、かつアレンジされまくった他ライブの三部作が嫌いな人間には、 このDVDに収められてる三部作だけが本当の三部作と認識してるくらいです。
「TEAR'S〜」の2番のAメロで貴水の声が涙声になってるのは気のせいでしょうか。こういうとこも好きです。 そしてよりテクノ色の増したカッコいい「AGAINST THE RULES」、 「LOOK-A-HEAD」はおそらく他のどの演奏よりも今作のがベストテイクだと思います、 そして最後の浅倉の涙を浮かべた表情に、 会場にかかる「TEAR'S LIBERATION」のバラードver.を一緒に合唱する観客の声、フェードアウトしてく映像… 全体的に寂しさを帯びたaccessが見られる珍しいLIVE映像。最高の星5つ満点です!
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