「ふたりうた」〜「ふたりうた3」の3枚のカバーアルバムに続いてリリースされた4枚目のアルバムは、待望の茉奈 佳奈初のオリジナルアルバム。
2人が主演したNHK連続テレビ小説「だんだん」の劇中曲としてヒットした代表曲「いのちの歌」をはじめ、デビューシングルの「二月のわた雪」から最新シングルの「夢の画用紙」まで、5年目を迎えた音楽活動を通じて過去リリースしたシングルのタイトル曲・カップリング曲を中心に収録して、さながらベストアルバムのような豪華な構成です。
一方で、アルバム用に新録された楽曲も充実しています。大阪出身で同じレコード会社所属ということもあって親交も深いET-KINGのイトキンから楽曲提供を受けた「きみとの日曜日」はET-KINGらしいリズム感を残しつつも意外なほどかわいらしく楽しい曲に仕上がり、LONELY↑Dのカタオカセブンが楽曲提供した「あいしてる」はアルバム中唯一のストレートなラブソング。そしてなにより注目は、今回2人がそれぞれ初めて単独で作詞に挑戦した「ボクとキミとこの空と」(茉奈作詞)と「Sweet Home〜僕の帰る場所〜」(佳奈作詞)。ともにアップテンポで楽しいメロディにのせて大好きな“空”や“故郷”“家族”への思いを等身大の言葉で語りかけ、アルバム収録曲の中でも特に印象的な楽曲となっています。
初回盤付属のDVDには「二月のわた雪」から「夢の画用紙」までこれまでに制作された茉奈 佳奈のすべてのPVを収録。さらに18分あまりに及ぶ「メモリアル・インタビュー」では、デビュー15周年を迎えた芸能生活を振り返ってのエピソードや将来像、お互いの長所短所、初の作詞に苦戦したアルバム制作裏話などについて、思わず笑ってしまうようなマナカナらしい軽妙なトークを繰り広げてます。そんな盛りだくさんなDVDが付いたこちらの初回盤が、断然お薦めです。
今回のDVDには特典映像で初期のオリジナルメンバーのときのお宝映像が入ってる。
今は無き初期メンバーのまだ、スイートホームアラバマが新曲として紹介されてるので随分と昔の映像を実感できる。
初期の頃の映像から、現在のレーナード見比べたり・・・・
このDVDはファンには必見です。
軽くて、ボタン電池ひとつなのが、良かったです。柄もオシャレ。
浜田省吾自身が「頂点に立つアルバム」と自信を持って表現するほど、本作の完成度は非常に高い。
アルバムの曲は、まず波の音と美しいメロディ「Ocean Beauty」から始まる。
その音色が遠ざかって行ったかと思うと、今度は「My Home Town」の力強く不安定なメロディが流れ始める。
工業地帯の町の中で歪められていく少年の屈折した感情は、次の曲「パーキング・メーターに気を付けろ!」で黒く閃く刃となって”彼女”の背に襲いかかる。
浜田省吾のアルバムは「少年から大人への成長」というテーマが一貫していることが特徴であるが、本作においてもストーリーの一貫性、メッセージの貫徹ははっきりと見てとれる。
ラブソングとしては、やや明るめの曲調にためらいがちな恋を描いた「恋に落ちたら」、しっとりとしたバラード「愛しい人へ」が秀逸。
また、別れた彼女に対する断ち切れない想いを歌った「ロマンス・ブルー」がアルバム前半に登場し、いくつもの挫折を乗り越えて彼女の元に帰ってきた主人公を描いた「凱旋門」が位置する後半へのストーリーが見事に繋がっている。
その間には「DJお願い!」「バックシート・ラブ」「さよならスウィートホーム」の軽快な三部作によって陽気さを誘われ、中だるみすることなく中盤を一気に駆け抜けることができる。
そして最終曲、「僕と彼女と週末に」は浜田省吾の人生の中でおそらく最もスケールの大きいメッセージソングだろう。
曲中に登場する「僕」と「彼女」の二人は、夜の海に二人で泳ぎに行き、翌朝体調を崩して浜辺を見ると、大量の魚が死んでいるのを目撃する。
これは1980年代に問題化しつつあった公害を歌ったものだと浜田自身は説明している。
だが見方を変えれば、今まさに人々の命を奪いつつある原発の放射能汚染を問題にしたものだということもできる。
原発作業員、そして避難出来なかった人々は放射能を浴びて、将来癌になって死んでしまうかもしれない。汚染された海で泳いだ二人の姿はその現実を象徴的に表している。
捨てられてゆく命に対して歌うことしかできない浜田省吾は、それでも「君を守りたい」という強力なフレーズを放とうとする。
このフレーズには、単なるラブソングにとどまらない、この地球の未来、子供の将来に対して想いを馳せる浜田省吾の強烈な想いが込められているのだ。
それは人の「うぬぼれ」に対する警鐘であり、「売れるものならどんなものでも売る」資本主義に対する告発であり、「宇宙の力を悪魔に変えた」人類の科学、そして原発に対する抵抗でもあるのだ。
これほど大きな社会的問題、それも全地球的な問題を歌いきった曲は他にほとんど見られるものではないだろう。
このアルバムは人間の裏側のあらゆる要素を詰め込んだ不朽の名作であり、浜田省吾から我々が引き継いで発展させるべき土台となる観念である。
あちこち見て回りましたが、これが一番お手頃で、評価も良かったので買いました。本日届いて既に寝ています♪物凄い沈んで寝返りが大変って事は、私は無いです。気持ちいい〜って感じ♪寝起きがどんなか楽しみです。
|