近年のアニソンシーンを語る上では絶対に外せない、
「サイラバ」ことサイキックラバー待望のファーストアルバムが登場です!!
今まで「そろそろ彼らのアルバムも聴いてみたいなぁ」と思っていたのですが、
本当、「待ってたよ…」って感じで感慨深いものがあります。
おなじみ「デカレンジャー」のOPはもちろんの事、
「TRANSFORMER-Dream Again-」(「トランスフォーマー・マイクロン伝説」OP)もあり、
最新曲「XTC」(ウィッチブレイドOP曲)もありと、
まさにサイラバの進化の足跡が凝縮された1枚です。
(個人的には「いつも手の中に」(「住めば都のコスモス荘」OP)も
入ってたらもっといいかなぁ。これもいい曲なので・笑)
いずれにせよ、ファンにとっては待ちに待った1st Album!
ぜひ手に取って、その凄さを体感してみてください!
主題歌の『いつも手の中に』は今風サウンドですが、嫌味がなくてそれなりにいい感じです。が、何と言ってもカップリングの挿入歌『熱血αドッコイダー』こそこのCDの本命でしょう。私のように70年代特撮(あるいはアニメ)ヒーロー番組で育った人間には、聴いただけで血沸き肉躍り魂叫び、これで燃えなきゃ男じゃない、というくらい体に染みついた昔の熱血魂を奮い起こさせてくれる曲です。この時代にこの手のサウンドが、リバイバルでなく新作で出てくるというのは、この手で育った世代が作る側に回ってきたから、なんでしょうけど(つまり、私も含めてそれなりに年をとった…^_^;)。
テレビ放映に先立って作られた短編ラジオドラマのCD化。ラジオ編全8話+特別編を収録。オープニング及びエンディングテーマが収録されていないのは少々残念であるが、内容的にはテレビ版同様に畳み掛けるテンションによるドタバタ感が出ていて聞いていて楽しい。このCDでしか聞けない特別編「祭りでドッコイ」には、本編ではサブヒロインに押され少々影の薄いメインヒロインである朝香が活躍する場面も。また原作者である阿智太郎書き下ろしの短編小説もここでしか読めない貴重なもの。小説とテレビではまだまだ足りないと感じている方にはオススメの一品です。
昔、子供のころ見ていた特撮戦隊ものをよーく思い出してください。 正義! 友情! 勇気! そんなフレーズが出てきたらそんなもの捨ててください。 何せこの世は絶不況。正義のヒーローもなんとバイトで募集されちゃうんです。 何しろふつーの学生が勘違いから正義の味方になるんですから はちゃめちゃ情け無いです。 他の仕事がないからとりあえず正義の味方に! 田舎から出てきて友達なし! 強そうな悪人が出ればまず逃げる! そんなヒーロー見たことない! だがしかし。そんなふつーの学生上がりのヒーローとちょっと憎めない悪人が一つ屋根の下にいるとなんとも面白いお話になっております。 今回の話3、4話では 謎の少女アンド謎の美女 の登場です。 女の子の意地らしさに心打たれた!り。 グラマラスな美女にムチ打たれたり。 主人公大忙しであります。 地方局でしか放映されてないため認識度は低いようですが、 このノリは一度でいいから見てもらいたいですね。 何しろ最近のアニメを見ていない自分でもはまってしまいましたので。
この巻には第7話『栗華の夢でドッコイ』と第8話『妹LOVEでドッコイ』が収録されるのかな?今年度テレビアニメにおいて、前者は最大の異色作、後者は最大の問題作とでも言えましょうか。夢かうつつか寝てか醒めてかとか、荘子辺りにみられそうな東洋的輪廻世界観を萌えアニメに導入した第7話は、ある意味かなり難解ではありますが何か見ていてジンとするものがあります。一転して第8話は、どっかからのイタダキ設定からスタートして、「パロディをやるなら徹底的に」というサービス精神が物凄い。元ネタを知らないと外すかも知れませんが、多少でも知ってれば大爆笑必至という代物です。何でもありのアニメ版『コスモス荘』の真髄は案外この2話に凝縮されているとも言えるでしょうか。
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