珍しい髪型のナイスなルックスの映像で、研ぎ澄まされた1人パール時代の楽曲・歌唱と調和してカッコ良さは尋常じゃない。CDの録音源と比べてみるとかなり忠実・丁寧に、ところどころより強烈にうたっています。プログラム6番目の曲などは第一級の楽曲でアメリカ帰りの本人さんにとっても特別な曲と思われますが、シングルで出さない、ベスト版にも収録しないということでセールスしようとしたのかどうかもよく見えません。特別な曲はオリジナル盤に封印!!ということでしょうか。この傾向はPEARL名義でも田村名義でも結構感じられます。まあ個人的な感覚なのかも知れませんが。とにかく歌い上げてからコーラスで〆に至るところは想像を絶する名場面で、全身鳥肌モンです。肝心のプログラム5番目の一部肩透かしは愛嬌ということで。
発売して1ヶ月になりますが、息子が突然欲しいと言い出し、近所のショップを探し回りましたが何処も既に売り切れ状態。念のためメーカーに問い合わせてもらいましたが、「限定」商品ゆえにもう注文も受けられないとのこと。そこで、ネットにて発見。即購入しました。付属のDVDも従来の「おまけ」とは違い、CDとどちらがメインか分からないほどです。子どももカラオケ状態でノリノリ大喜び。迷っているにはぜひ薦めしちゃいます。
【全体として】
ストーリーにはすごく引き込まれました。
ただ、一本道で、選択肢はたくさんありますが
テキストが若干変わったりTipsが取得できたりする程度で、
GameOverも選択ミスのあとに直行するので
最後の選択肢からやり直すだけで先に進めるため、
詰まったりする要素がありません。
正直、フォーントリガーや妄想トリガー(でしたっけ)のような
斬新なアイディアで「ノベルゲームから選択肢を排除する」てな
発言もしていらした会社さんなので、古典的かつストーリーに
幅がない点が残念で仕方ありません。
これ、ゲームで出す必要あるの? と。
【システム面】
ノベルゲームとしては基本は押さえてあり快適だと思います。
ただ、フローチャートだけは意味がわかりませんでした。
(一本道だし、なくてよいような)
フローチャートの分岐からゲームが再開できればよかったのに。
以下若干ネタばれあり。
プロローグとエピローグに、
少女の一人語りが入るんですが、
このポエムが冗長過ぎて萎えます。
ゲーム開始前はつかみとしてミステリアスな詩的表現が物語を
盛り上げることもあるでしょうが、このポエムは単にプレイ前の予備知識がない状態では
意味が不可解でしかも長いので不快にすらなります。
ゲーム終了間際のポエムは、物語の総ざらえで読者(プレイヤー)の細かな疑問等による
微妙な引っ掛かりをとっぱらって壮大なカタルシスを感じさせてくれてしかるべき個所なのに、
ただただ書き手の言い訳じみた描写が続いて(どうして語り手であるキャラがあの時ああしなかったのか、など)
言い訳すんな見苦しいと思ってしまい、うんざりしました。
(もちろん、語り手キャラがうざいと思ったのではなくて、ライターに対して思った次第です。
といいますか、ライターの存在を感じさせられて萎えました。)
物語の構成として、最初と最後の語りをする少女と、
Tipsで出てくる「少女の日記」の作者とが別人であるという仕掛けは
途中まで気付かなくて「ああ、面白いな」と思いました。
基本的に、ストーリ構成もそれなりに面白いですが、
人物描写と内面描写がよくできていると思います。
章ごとに違うキャラの視点になるので、同じ出来事を追っていても
立ち位置が違うことで受け取り方も違う様がよく表現されていると思いました。
ただ、人間の黒い部分を表現する際に、冷静なそぶりをかなぐり捨てて
狂気を前面に押し出してくる人物表現はいささか陳腐で子供っぽいヒステリックな感じが否めません。
普段の優しさと同じ軸上に黒い部分があるからこそ怖いんだと思います。
物語の根幹である時間についてですが、
「その落ちはねーだろー」と思いました。
全体的に曖昧なイメージを表層的な論理で塗りつぶしていたのが、
最後の最後で隠しようがなくなったという感じ。
最後まで隠し通してほしかった。
色々書きましたが、ゲームとしては3点。
ストーリーは詰めの甘い感じもしますが4点です。
【たられば(ネタばれ)】
章建てで一本道にするにはもったいない。
シナリオ選択でキャラを選択して、
そのキャラでクリアした内容が他のキャラでのプレイ時に影響するようにして、
全て条件が整えば最後のキャラシナリオがプレイできる、
という風にするだけでゲームとして成立したと思います。
それなら選択肢やBadENDの意味も活きてくるし。
前々から2525動画で花たんは大好きでした、試しに買ってみたら半端なかったです。可愛らしい曲和風曲勢いがある曲などとてもいい唄が沢山入っていて作曲者さんも色々居てそれぞれ違う感じの歌なのでかなり楽しめました、歌唱力もすごくて歌に聞き入るほどです。ロミシンのカバーはアレンジが加わっていて少し違いますがそれも良かったです、キャットフードも可愛らしくて、一曲目から上手く可愛く驚いた記憶があります。私の予想をかなり覆す素晴らしいアルバムでした。また出ることを期待しています。
オススメです!もう2〜3曲あるともっと素敵ですが、これは素晴らしい。 画像も音も結構良いです。
まずのICHIROやGRACE達と一緒にアンプラグドな感じで
1 SILVER SPOON 2 MOLIENDO CAFE(コーヒールンバ) 3 川の流れのように(美空ひばりのカヴァー) 4 自由の橋
↑この4曲
さらにICHIROを含むロックバンドスタイルで
5 NO ONE SEES NO ONE HEARS NO ONE SPEAKS 6 TOUCH ME 7 BLOOD,SWEAT&GUTS 8 ゆずれない願い 9 揺らぐことない愛 10 EVERYBODY TEARS〜すべての矛盾を愛せ〜 11 有名人 12 ONE STEP(アンコール)
という感じです。 どの曲もとてもいいパフォーマンスで、言うことありません。
田村直美やPEARLがお好きならば中古で1万円程度ですが是非思い切って買ってみて下さい。
※1 但し、1と9と12だけはまだ新品で買える二十周年記念盤のDVD(青いジャケット)でも観ることが出来ます。
※2 さらに、音だけならLIVE A GO GO! BESTにて1と4は聴くことが可能です。
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