これほど感情移入できる小説は多分、私の中でもう現れないでしょう。だって感情移入というか今、自分がクラスの中でいる位置、そして好きな女子との関係がグミ・チョコなんだもん!踏み切りでの賢三と美甘子の会話は「あっ、俺も多分こうなっちゃうなぁ・・・」としみじみ共感して、少し泣きそうになりました。
全盛期の特撮に全く引けをとらない、
手抜き一切ナシの大傑作アルバム!
こういった女の子とのかけあいって、
インディーズでのデビュー曲「釈迦〜とろろの脳髄」からですから、全くもってお手のものなのでしょう。
サウンド的には特撮の名盤「ヌイグルマー」や「綿いっぱいの愛を!」の延長上に感じます。
(実際、綿いっぱいの愛を!のリメイク曲も入ってます)
特撮ファンは必聴です。
素晴らしい、この一言だ。
何度も何度も読み返してしまっている自分がいた。
現実的ではないのにこれほどまで感情移入が出来る作品は中々ないだろう。
不気味な笑い声、表情。想像するだけでもおそろしい。そこが癖になる。
凄い!!凄すぎます!!! ただし初心者にはお勧めできません。 はじめてのシベリア超特急、スタートは「5」からなんていうのは絶対禁止です。 1,2,3、4とシベリア超特急を熟鑑し、十分その世界観を理解した上で見て欲しい。 100倍楽しめます!!
大槻ケンヂ氏の半自伝的小説。これでもかと青年期の己の性の衝動を赤裸々に告白しその有様はさながら「仮面の告白」級。しかし、しかし、そんなことがこの小説のテーマじゃないんですよ!これは青春小説なんです。ここに出てくるやつらは、人付き合いは不器用、気が付くとクラスで孤立してしまうタイプ、でも本や映画の教養はずば抜けていて、その点自分は何かをなし得る特別な人間で、ほかの有象無象とは違うと思っている。そう青春の文学青年が陥りやすいナスシシズム。そして彼らは実際に行動をおこすんだよね。とにかく100%青春。こんなのを読んだ夜には、何か行動したくなるにきまってる!にきび面、カッコワルイ、異性のことで頭ピンク色、頭でっかち、でも自転車こいで街に出て、世界を変えたい(そんなん不可能なのに)いやできるかも、と本気で思ってしまう。これ青春ですよね。そんな絞ると青汁がでてきそうなくらい青春な本がこの本なんです!!
|