発送も迅速にしていただきました。安心してお取り引きさせていただきました。
最初に前置きしておきますが、私は70年代フォーク世代ではありません、それ以前にその時代にまだ生まれていない世代だったりします。 しかし数年前にラジオから流れてきた「22才の別れ」の泣けるイントロとメロディーが未だに覚えています。この曲は星の数ほどあるフォークソングでも最もお気に入りの曲ですが、これに限らずこの時代のフォークソングは素朴なメロディーだけれどもセンチメンタルにさせてくれる曲が多く不思議な一方で妙に惹かれるのです。おそらく当時のことを知らないから尚更なのかもしれませんが、皆さんが郷愁を感じるのが当時のフォークソングだというのもわかります。今のヒット曲が果たして私が中年になったとき郷愁を感じるかは甚だ疑問ですし、この時代の曲が羨ましい気もします。 先日NHKで往年フォークソング曲を当時の映像で振り返る企画があり思わず見入ったのですが、その中に「22才の別れ」が放映され二人っきりの演奏で素朴なのですが、リードとリズムギターの奏でる鉄弦の音に痛く感動しました。 ちなみこれを機に私は大学でフォークサークルにまで入ってしまったのですが、安心してくださいどういう訳か私以外にも風・かぐや姫・拓郎等を演奏している若者がうようよいます。今もなお。 やっぱり良い曲はいつでも良い曲なのでしょう。
「書き手」としての小説家が、そうそうたる十二人の大家の作品の文章を切って見せます。
普通でない文章がそこにはあるからです。それを作者が分析してゆくのですが、実はそれがその作品の作者の意図であるようだということでしょう。
作家は、何度も推敲を重ねて本を世に出しているのですから、そこに間違いがあるとは考えにくいわけです。ですから、彼らは意図的にイレギュラーな文章で、その雰囲気を作品に与えようとしているということでしょう。
この逆が、芥川龍之介の「鼻」で、まさに玄人の文章で書かれているのですが、そこには「芥川」というロゴが入っていないというのです。
いずれにしても、三島由紀夫の作品には、「。。。のような」という直喩法が頻繁に使われているとか、林芙美子や幸田文の倒置法の話とか、ここに載せられている作品の多くは実際に私も読んでいるのですが、気がつきませんでした。
「書き手」というものは、そんなところに気が行くのかと驚くと同時に、「読み手」というのは、それを作品の雰囲気として読んでしまい、そんなことには気がつかないのだろうとも思いました。
違った視点からのエッセーで非常に面白く読むことが出来ましたが、これらの作品をもう一度読んで見たい誘惑にも駆られました。
私は結婚式の歓談の時にこの曲を流しました。
クラシックのような重い感じではなく、あくまでBGMのような
邪魔にならない感じがいいと思います。
このアルバム発売前夜の広島でのコンサートで、
人前では初めて歌うという「玄海月夜」「柿の木坂の家」
「丘を越えて」を披露してくれたきよしくん
「いままで僕の歌はキーが高いって言われることもあって…
こんどのアルバムはキーを低めにしたので、女性の方も男性の方も
一緒に歌って頂けたら嬉しいです」
「今回は女性シリーズはお休みで…ちょっとお説教っぽい感じ
がするかもしれませんが、人の生き方や、心みたいなものを
歌ったオリジナル作品が入っています」
と話してくれました。
「一剣」のカップリング「きよしの森の石松」は4年前に
作られていたということでちょっとカラーが違いますが、
他のオリジナルは、しっかりと大地に立ち、凛とした視線を感じる
歌ばかりが収録されていて、まぶしいくらいの男ぶりです。
「玄海月夜」は情景が浮かんでくるし、「君去りて今は」は
心情が切々と伝わってきます。
名曲のカバーもあえて難曲を選んだのでは?と思うほど多種多様。
「お富さん」は春日八郎さんを良く聴いているというだけあって
秀逸「人生の並木道」もきよしくんなりの味付けができていて
聞きほれました。
「演歌名曲コレクション」もこれで6作目。
「ことばが温かくて…昭和の歌って本当にいいですよね!」と
弾むように語るきよしくんだからこそ、昭和の名曲が時を越え
生き生きと輝いてよみがえるのでしょう。
努力、努力、全力投球で走り抜けたデビューからの7年間。
大きな拍手と共に、心からの「ありがとう」を送ります。
|