なかなか気の利いたコンピレーション・アルバムです。有名な「アヴェ・マリア」から人知れぬヨーロッパ・ローカル色のものまでを網羅、心を洗ってくれます。別に宗教的意識は持たずとも、純音楽的境地のリスニングで十分。シューベルトの「アヴェ・マリア」は、スコットランドの文豪ウォルター・スコットの劇詩「湖の貴夫人」の中から採られました。ロッシーニがオペラにしたので有名な作品。バーバラ・ボニーの澄んだ歌声がぴったりです。編集者に拍手です。
パリの老舗レストランが閉店することに。 その最後の夜に集まった、馴染み客の人間模様。 そして明かされるレストランの閉店理由・・・ 心にしみる極上のストーリィです。
以前、ベスト・クラシック100を購入した際、
物足りなさを感じていました。
もっと、100に優先されるべき曲が合ったのではないかと・・。
今回の200は、200曲もあるのでそれぞれの配分時間は短いですが
名曲のいいとこ取りですばらしいです。
「この曲聴いたことあったけど、曲名がわからなかったんだよなぁ」
という曲が多くあり、気に入った曲は個別にCDを購入しました。
一度は耳にしたことがあるような曲が満載ですので、
クラシック初心者の方や、とりあえず名曲をそろえたいという方には
ぜひオススメ!!
一曲の再生時間が短かく、次々に曲が変わるのも
初心者の方には飽きなくて良いかもしれません!
買って、間違いなく損はないと思います。
ディズニー映画「ファンタジア」を見たおかげで古典音楽が好きになりました。これから「ファンタジア」で流れた全8曲の古典音楽を紹介したいと思います。
まずはバッハの「トッカータとフーガ ニ短調」!「ファンタジア」ではレオポルド・ストコフスキーによるオーケストラ演奏(実は知る限りのところ、この曲のオーケストラ演奏は唯一らしい)と音楽に合わせる抽象画アニメが流れました。オルガンの音と頭の中で独自の抽象画が次々と動き、流れるのをイメージしながら聞きました。オルガン演奏、素晴らしい!
次回はチャイコフスキーの「くるみ割り人形」です。
演奏の出来は、EMIの全集盤よりも良い。 だが、初出の時から一部で指摘されていた、第2楽章の91小節めから2小節がすっぽりカットされた部分が、未だに残ったままなのは理解出来ない。或いは、スコアの異版が存在するのか、単に編集ミスなのか? 昔、ステレオ芸術誌では「編集ミス」と指摘されていたが、仮に編集ミスなら、なぜいままで気付かずに放置されたままなのか、納得できません。このカットの出所が判れば、「星5つ」の評価が出来るんですけどねぇ。
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