ゲームセンターCXを何故かわからないが何度も視聴してしまうのと同様に、あぶない刑事も何故だか何度も視聴してしまいます。飽きるこなくです。中毒症状とも言えるでしょう。その禁断症状が出てしまう面白さがあります。
この面白さは、やはり今のドラマと決定的に異なる要素があるということです。ズバリそれは悲壮感がないということです。
最近のドラマはウンザリするくらい悲劇や不幸の安売りをしますから、どうしても見ていて暗くなってしまいます。確かに悲劇や不幸と関係ある感動は心に響きますが、こうも乱発されると、ある意味洗脳的だし、不幸体質にせんとばかりで嫌気がさしてしまいます。
ところがあぶない刑事はそれがありません。1話簡潔なのもいいし、高揚感が得られる作品です。
リアルタイム世代は勿論、そうでなくても120%楽しめる作品だと思います。是非お勧めしたいです。
確かに20年分の集大成で内容的にも満足。21世紀になってからあぶない刑事ファンになった人はコレで予習してDVD見ましょう。しかし欲を言えば、ユージのイメージからレパード(タカとユージ専用覆面パト)は切っても切れないのでゴールドレパードの写真をもっと掲載してほしかったな。ちなみにアイテム紹介でタカのバイクを「スズキのバイク」と称しているがカワサキGPZ900R(?)の写真も入ってる。
柴田恭平、ジョニー大倉の存在感パネエ。
それより高樹沙耶がヨゴレなのに好感度大。石田えりも強い印象を残します。兄貴分の奥さんのエロさも説得力があります。女優陣のオンナっぷりが突き抜けています。
今見たら古臭いのでは?と心配でしたが、格差社会の現代を先取りした感もあり、今の人も共感出来ると思います。
とてもおススメです。
この第1巻のオススメは・・・「争奪」という回です。これは面白いかと思います。しかし「多難」「攻防」「閉口」「奇襲」は「どうか・・・」と思います。だから星四つ。
「もっとあぶデカ」シリーズの中にあって、この第2巻の中で強いてオススメするとすれば、第13話「代償」です。これは見て面白いかと思います。第10話から12話、それと15話は珍しく出来が宜しくないと思った。だから星四つ。
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