東海林さだおのエッセイを読んで和まない人がいましょうか(反語)。 メンマやかんぴょうを擁護し、まぜごはんは排斥する。 でもチャーハンは好き。 そんな話「だけ」で丸々1冊です。 心地よく暇な時間をすごしたい時に必携です。 それにしても、この人の芸はすごいなぁ。ほれぼれ。
著者は食べ物に愛情を惜しみなく注ぐ人物である。 高級なものよりも、ラーメンや回転寿司、コンビニ食品などのB級をよくとりあげている。 遂に23作目であるが、これまでと同じく、変わらない面白さの本といってもいいだろう!!!!!!!! ホットドッグの丸かじりというがこれは変だ。ふつう誰でも丸かじりである。いちいち分けて食べたりなどしたら、何のためにソーセージをパンにはさんだかわからなくなってしまうだろう。 ところが!分けて食べているのである。驚きだがこれはぜひ著作を隅々まで読んで、その結末にため息をついて呆れていただきたい。どのような「オチ」かはここでは言わないけれど、そのためだけに一読する価値があるかもしれない。
立ち食い蕎麦の連載の新境地 見事。 同じ店の、メニューエッセイ+人間模様で前半は読ませる。 でも後半少しだれて、結局貫徹できず(お店の事情もあるが)。 新境地、もう一度是非トライ願います。
東海林さだおさんの新刊がでたのでさっそく購入。 タイトルの「微視的」には「ちまちま」というルビがついている(笑)
ソファに寝ころんで 数ページ読んではウトウト・・・。 まどろみながら また続きを数ページ読んではげらげら笑い いつのまにやらグースカ眠っている・・・。 まさに贅沢で幸せな時間の使い方といえる。
「しあわせは小さくてちまちましたところにあった!」
私も『湯豆腐セット』を いつの日にかは手に入れたい 「ちょっと変な台所用品」蒐集家の一人です。
名文家東海林さだおの名物エッセイ、 まるかじりシリーズ。
食べ物を書かせたら右に出る者なしです。 今回の読みどころは空弁のエピソード。 昭和の匂いのする文章を堪能しました。
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