私は個人的にグレンの大ファンです。特にファンク色の強いハードロックをやるグレンが大好きですので、アイオミとのコラボは それ程期待していませんでした。しかし良い方に大きく期待を裏切られました。某HM雑誌のライターが前半はメロディーが今ひとつみたいな事を書いていましたが彼は只単に浅く聞いただけだと思います。私は既に10回以上このアルバムを聞きましたが素晴らしいと思います。聞けば聞くほど良さが染み渡ります。リフマスターアイオミの世界にグレンが加わることによりサウンドに厚みが増し壮大なハードロックワールドが展開されます。1曲目のDopamineからボーナスのLet It Down Easyまで一気に聞くことが出来ますよ。
高校の時、渋谷NHK放送センター近くの楽器屋にあった400S(Strings,Flute,Brassの3種だった)を鳴らした。
店員が上蓋を開けて中を見せてくれたのを思い出す。
いや〜、これがあのメロトロンかと思うと感動しましたよ!
Ozzyファンならずともロック(特にハードロックやヘビメタ)ファン必見かと思います。アーティストがどんな風に我々の知らない日常を生きているかが垣間見れるます。個人的にはこの尺ではぜんぜん物足りませんでした。もっともっと見たかったです。
マイクを振り回すロジャー・ダルトリー、ハンドマイクで歌うジェイムズ・ヘットフィールド、エンディングのみに参加していたスコーピオンズ、アクセル・ローズなどを久々に観てとても感動しました。 しかし、なぜロバート・プラントの「イニュエンドウ」はカットされたのでしょうか?
ハードロック・ファンなら先刻ご承知のブラック・サバスのギタリスト、トニー・アイオミの自伝です。彼は日本ではリッチー・ブラックモア等に比べて知名度は低いですが、英米ではヘビーメタルの創始者として大変な尊敬を集めています。彼のバンドであるブラックサバス自体が現在ではほぼ解散状態である(ただしこの週末に再結成が発表されるという説が濃厚ですが)とはいえ、40有余年の歴史を持つだけあって、やや駆け足で振り返っている感は否めません。380ページの本に90も章があるので、一つ一つの挿話はごく短くまとめられています。
インタビューをTJラマーズという人が文章化したもののようで、会話体なので読みやすいですが、少し深みに欠けます。ただ第三者では知りえない事件の背景も盛り込まれているので、サバスのマニアには面白く読めると思います。
また普通はあまり語られることの少ない有名バンド同士の交流(たとえばブラックサバスとレッドツェッペリンとの親交とか)にも興味を惹かれること請け合いです。
私自身大変なサバス・ファンですが、ロニーの後任としてマイケル・ボルトンがオーディションを受けたとか、ロニーとアイオミの最初の共作とされるChildren of the Seaが実はオジーのいるころ原型はできており、オジーの歌っているバージョンもあるとか、初めて知る事実もありました。
あと写真が少し少な目(カラーの写真が真ん中に16ページぐらいあるだけ)なのが残念な点ではありますが、洋書はこういうのが通例なので仕方ないかもしれません。
オジー・オズボーンの伝記は邦訳が出てますが、トニー・アイオミのは出るかどうか微妙なので、ファンの方には原書で読まれることをお勧めします。
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