発売されたばかりのデビルサマナー・ソウルハッカーズPS版を初めてプレイしたのは、確か小学校5〜6年生の頃。
ゲームの内容にも勿論衝撃を受けたのですが、それ以上にこのゲームの音楽に魅了されてしまいました。
ロック、クラブ、フュージョン、民族音楽…様々なジャンルの音楽が見事にミックスされています。
サウンドはさすがに今聴くと時代を感じさせるものですが、ゲームからのファンの方にとっては逆にそれが心地良いかもしれません。(僕はそうです。)
現在、多種多様な音楽を聴き、僕自身もプレイするのですが、その音楽的嗜好を決定付けたのはこのアルバムといっても過言ではありません。自信をもってオススメします。
見やすいマップにデータベース、隠し要素の紹介など 「ゲームをとことん遊びつくす」コンプリートガイドとしての役割を十分果たしています。 これ一冊で最後まで迷うことなくプレイに集中できました。
そして何より豊富な画像。 メガテンシリーズと言えば金子一馬氏の美麗な悪魔絵ですが それらが全て簡単な解説と共に掲載されていて ゲーム未プレイの方でも楽しめる程に読み応えのある内容になっています。
オマケのコラムコーナーも充実。 隅から隅まで読み通せば、意外な裏設定も見えてきます。
ゲームクリアから大分経ちますが、未だに書棚から引っ張り出しては読みたくなる 攻略本以上に楽しめる一冊です。
原作は『テイクダウン』ということになっていますが、中身はジョナサン・リットマン著の『FBIが恐れた伝説のハッカー』の内容そのまんまです(確かジョナサン・リットマンは訴えを起こしていたはず)。UNIXやネットワークに関する知識がないと分かりづらい部分がありつつ、逆に知っていると「ん?」と首を傾げてしまうような内容でもあり、中途半端気味です。 しかし、この類の映画はあまり見かけないので、個人的にはお気に入りです。
原作『テイクダウン』は下村努氏の目線で書かれた自己満足的な内容であることが否めません。個人的には第三者目線で、実は下村氏のコンピュータは以前にも侵入されていたとか、下村氏が裏で日々色々やっていたとか、攻撃コードの提供もしくは攻撃を実行した者が他にいることを認識していながら、何故かケビン・ミトニック氏だけが逮捕されたとか、その辺を追いかけるような映画を観たいなあ。
豆知識 主人公の下村努氏は2008年のノーベル化学賞を受賞された下村脩氏のご子息です。 映画に下村努氏ご本人が出演されているので要チェック!
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