とっても楽しいイタリア家族の紹介マンガです.旦那さんの実家はヴェーネト州のバッサーノ・グラッパのようです.結構頭が固かったり,喧嘩っ早い人の多い土地ですが,相当きちっとしたご家庭です.お姑さんや二人の長老ノンナ(祖母)は強烈ですが,みんな誇り高く人生を送ってきたご家族ですね.立派なインテリ家庭ですが,ふるいイタリアの気質が強く残っている土地柄なのでこんな感じなのでしょう.ボローニャ辺りの左寄りのインテリ家庭とかだともうちょっとソフトでしょうし,ナーポリなら強烈度はこの10倍とかになるわけです.ヤマザキさんは非常に立派なお嫁さんだと思います.何しろ毎日がコミュニケーションの嵐ですから,言葉のやり取りでどんどん頭が良くなり,人間力がつくわけです.それでもお家が広いので,わずかの一人になれる時間を見つけて庭先で自分のことを考えたりも出来るわけです.旦那が見た目だけでなくすてきな人なのが良く分かります.皆さんが日本上陸する章で大笑いしました.ほんとにこうなんです.イタリア人って.
劇場で観てからブルーレイになるのをずっと待っていました。 阿部さんのルシウスがぴったり過ぎ。彫の深い顔立ちの面々を集めたキャストは圧巻です。 タイムスリップ時の演出も原作に忠実で笑いました。
気になるのは公式に書かれている「テルマエ・ロマエ特別編」復刻版が付くか否か… 書かれてないってことは付かないのかな。 凄く欲しいんですが…。
古代ローマを舞台とした歴史ものを、今まで ギャグで展開しようとする物語があったろうか? 映画版では、それをしかも日本人キャストで!
どう考えても無理がある。無理があるのだが 見ているうちにその辺はどうでも良くなってくるのが 不思議である。妙なリアリティもある(笑)
それにしても少し残念なのが映画の最後を、物語として 真面目に閉じる必要があったのだろうか?という点。
まあ、細かいことやラストのことは気にせずに、 話の流れに流されていくだけで十分面白いのだが。
私は予約で購入したので、定価購入でしたが今、興味本位で見たらトンデモナイ価格になってますね(苦笑) 予約開始した時、特装版が販売と聞いていたのでAmazon版の風呂マエ付きを間違えてクリックしたけど、慌てて キャンセルして、チンチンブラン付き(笑)を入手した次第です。
次作は特装版にAmazon限定をプラスして出して欲しいですね。コミックスで同じ本を2冊所有する気は無いので 少々高くても(2500円以内)おまけが魅力的なら買う気はあります。
コミックとありますが、本文は文字ばかりです。 とはいえ、ヤマザキさんの軽快な文章が、シカゴに引っ越すくだりの大変な状況もコミックエッセイの時の絵柄が浮かぶようで楽しい。
文章量は少なめですので、するする読めてしまうのが、少し物足りないと思いました。
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