この映画のことを知ってから、原作の本を読んで、それから映画を観ましたが、原作も素敵だし、映画も原作のメッセージ性などをそのまま受けついで作られていて、どちらも本当に素晴らしい作品だと思いました。 原作は戦争のあった頃が舞台になっていますが、ベルリンの壁に絡めた、現代版の作成は本当に良かったと思います。 子供たちの友情、対立、不安、恋愛、寄宿舎での生活。どれを取っても、大人が見てわくわく出来るような、そんな映画になってると思います。劇中の演劇で、ラップを歌っているのも、全然違和感ありませんでした(賛否両論のようですが、あれはあれで良いと思います)寧ろ、現代のものとして、非常に良いチョイスだと思います。 ドイツで、ロード・オブ・ザ・リングを抜いて興行収入第1位になったというだけのことはあります。観て損は無しです!
NHK-FMの朝のバロック音楽の番組で学生の頃(25年以上前)にこの録音を知りました。皆川達夫氏の紹介だったでしょうか。それ以来忘れられず、時々LPレコードで聴いておりました。CD版が出るのをずっと待っていました。本当に嬉しいです。クリスマスの季節は過ぎましたが、是非聴いてみてください。素朴な旋律とハーモニーに心を洗われます。賛美歌にもなっているプレトリウスの作品が特に好きです。ブロックフレーテ奏者のH.M.リンデがバリトンの美声を聞かせてくれています。ゲルヴィッヒのリュートの音も良いですね。
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