極上天使を見て東山むつきさんにハマりました。blogを見て病気と闘っている事も知りました。 それもふまえたとしても、絵が違うし…なんだか話もそんなにおもしろくない…極上天使は続きが読みたくなったけれど、炎人は1冊読めばいいやという感じでした。東山むつきさんは、今っポイ背景も人物もこれでもか!と書き込むようなタイプではなく、90年代とかにあったヤンキー漫画のような感じ??が好きだったんですが(-.-;) でも、東山むつきさんは好きなので応援はしてこうと思います。
『家族の肖像』
いつもと変わらない日常。いつもと変わらない風景。ずっとずっと、そんな日々が続くと思っていた。
――そんな思いが浅はかである、という現実が突きつけられる。
ある昼下がり。虎ノ介が、吐血して倒れた。病院に連れていこうとするブンを尻目に、モルヒネの調達へと歩みを進める煌。「虎は、娘の傍で余命をまっとうすることを望んでいる」。そう、彼の命はもはや風前のともしびだったのだ。彼等は歩みださなければならなくなった。虎ノ介のために。そしてなにより、アリサと自分たちのために。
『ボイス』
救より売れっ子の秋吉。彼には、姿なき魔物がとりついていた。いつでもどこでも、声が聞こえる。見知らぬ人間の声が。
秋吉の手伝いに駆り出された救は、ブラブラしている煌もを巻きこみ、秋吉を手伝う。そして煌は、秋吉が姿なき魔物にとりつかれていることを知る――。
『ファイティングガール』
こぶしが飛ぶ。鼻血がほとばしり、顔がはれ上がる。「お兄ちゃん、やめて!」叫ぶが、兄はとまってくれない。
父親が単身赴任してから、兄の暴行が始まった。それに耐える葉月。「あたしがいけないんだ。あたしが悪いことをしたから」。
あるとき、葉月はドラッグストアで消毒液を万引きする。それを見咎めた煌が、葉月を制し、彼女に消毒液を買い与える。そして彼女は気づく。葉月の不自然な暴行跡に。
「風と共に去りぬ」の導入書として十二分の内容の漫画であると思います。これを読んだだけでもストーリーはよくわかります。また、原作を呼んでみようかという興味も掻きたてられます。
母親の違う妹を憎みながらも愛する主人公。しかし、彼は母が亡くなる寸前の約束に縛られ、幼い妹に対して残酷な仕打ちを繰り返していた。広大な屋敷の庭中に植えられた椿が、若い二人の破滅的な恋を象徴するかのように咲いては散っていく・・・。 主人公にどれほど痛めつけられても、なお彼を慕う清らかな妹。主人公の本心を思うと切ない。上流家庭の中で起こるスキャンダルという設定は著者の得意とするところだが、この作品にもその持ち味は十分に発揮されている。読む人に強烈な印象を残す、美しくも悲しい作品。
4年の息子に買いました。
多少のフィクションはありますが、野口英世氏への興味を駆り立ててくれました。
このマンガのおかげで、伝記も少し読むようになりました。
|