表題「子連れ狼」は、若いエリート・サラリーマン(受)と、ちょっと年上らしい中小企業サラリーマン(攻)、どちも離婚して三歳くらいの子連れパパ。お互いに魅力を感じながらも、へテロな二人がどうやってくっつくの?ってな心配をしたくなるくらいリアルな男性像。井上佐藤さんの男性像は、ありえないのにリアル。ヘテロ同士のカプなのに、ストーリーも無理がなく、エッチシーンは半端なくエロい!構図とか絵とか、もう上手!息子ををコートの中に入れてカンガルーみたいに運ぶ(攻)お父さんに「萌え」でした。
「ララルー」
キャバクラマネージャーと若いエグゼクティブのお話。
セクシーで大人な、女性には事欠かない二人の男(ヘテロ)、ノリでHしてみようという流れになり、潤滑材やら何やらを楽しくお買い物するシーンがほほえましくて・・・。魅力のあるキャラクター、二話完結なんですが、続編描いて欲しいくらい魅力的なカップル。
「201」
エンドルフィン・マシーンに収録された短編に出てきたゲイカップルの話。
エンドルフィン・マシーンの“ありえないくらいかっこいい、セックスがめちゃくちゃ上手な整体師”がちょこっと出てきます。相変わらずエスコートサービスでした。
カバー裏もみてね(*^^*)
連載当時に一世を風靡した「子連れ狼」を、 今回刊行された愛蔵版でじっくり読み返している。
柳生一族との確執が根底に流れるストーリーが 見事に「絵」とマッチして大五郎の表情、拝一刀のセリフに 何度も泣きそうに…
原作者が天才だからと言ってしまえば簡単だが面白過ぎ。 さすがはアメリカでも認められた劇画だ。 10巻は特に男の強さと優しさが際立った作品満載で 何度も読み返したくなる。
「子連れ狼」は小池一夫氏、小島剛夕氏が生み出した 日本の芸術作品である…と言っても過言ではないだろう。
第三部 (全26話)
<第53話>狼止メ衆は不死にて候
<第54話>お乳母日傘
<第55話>来ない明日へ
<第56話>絹の雲
<第57話>母なる味
<第58話>生命来い
<第59話>忍五輪
<第60話>死季
<第61話>匹夫姦婦
<第62話>魔道旅道しるべ
<第63話>大五郎しあわせ花
<第64話>武衛流抱え撃ち
<第65話>胸底の月
<第66話>嘉祥兇兆
<第67話>阿部怪異
<第68話>燎原の火
<第69話>香りを着て
<第70話>父と子の投擲雷
<第71話>血河の灯
<第72話>そして相目見ゆる日
<第73話>あるいは死参
<第74話>父子草大五郎
<第75話>光なき攻防
<第76話>守りて候
<第77話>波と笛と
<第78話>腕
米国版のSHOGUN ASSASSINは、カットの切り貼りで、全く別の世界観をでっち上げた作品と言えるが、
ゴジラの米国版よりは、まだストーリーの辻褄はあってるし、もう少し細かい部分の考証さえしっかり
していれば、日本人でも普通に楽しめる作品になっていたと思う。拝一刀と裏柳生の対立には、江戸時代
の幕藩体制というのが関わっているが、それを米国の庶民に理解させるのは無理だろうし、何でもかんで
も悪いのは「SHOGUN」様にしておいた方が、単純明快である事には間違い無い。
ただ、いくら何でも職人の親方が忍者(下賤の者)で将軍の弟(高貴な身分)という設定になっていたり、
その「将軍様の弟君」が罪人同様の扱いで江戸に護送されたりするのはあり得ないし、オープニングとエン
ディングででかでかと映し出される「葵の紋所」が天地逆になっているのは、いただけない。
DVDが短縮版であるかどうかを映画館に行って確認してみました。作品は、これまでというか、多分今回も一番映画版と長さが違う(約30分!)「親の心 子の心」です。「テアトル新宿」の「特集・若山富三郎の軌跡」での鑑賞です。チラシには、「上映時間108分」とあります。上映開始時にしっかりと時計を見て検証開始!しかし、一旦始まるとそんなことはすっかり忘れ画面に釘付け、終了時には作品の圧倒的迫力に、こちらもぐったりと疲れましたが、時計を見ると確かに上映時間は「81分」だったのです!何故こうもちらしの表記と実際の上映時間が違うのかは映画館の方に聞いても分からずじまいでした。
ということは先のレビューの方の書かれているとおり東宝さんの言うとおりということで短縮版ではないということなのでしょうか?
が、しかし、そのレビューの方のおっしゃている、以前見た印象と比べ短いようだ、との内容の発言が気になります。もしかすると「大人の事情」で密かにロードショー時のフィルムをカットしたのでは?という疑問が残ります。事実、同じ原作「乞胸お雪」に基づくTV版「子連れ狼」の回も「大人の事情」で現在欠番・放映禁止・DVDからも落ちています。
と何かと考えさせられますが、このシリーズが映画ファン必見であることは間違いありません!しかもBOX第二巻の映像特典はアメリカ版の「ショーグン・アサシン」!!やるじゃないか東宝!これはもう単品そろえるよりBOX二巻購入しかありません!絶対のお勧めです。
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