最初読み始めたとき、どことなく、主人公とカヲルの関係が「世界の中心で~」の朔太郎とアキ(亜紀)と似てるな~。と思って読んでいました。が!僕は「世界の中心で~」よりこっちの話のほうが好きですね。 ジーコの哲学みたいなのにも少し共感してしまいました。 洋楽のこともっと知っていれば、もっと楽しめたかもしれませんね~ ビートルズとか・・・ 唯一、心残りなのがジーコの最期です・・・。 でもきっと主人公とカヲルの子供はジーコみたいな性格の子が生まれるんじゃないかな?と思ったりしました。
この作品は片山ワールドの原点だとよく言われます。 確かにそうです。片山さんのファンである私も、 読んでる内に、「あ、ここのシーンあの作品と似てる!」とか、 「なるほど、片山さんらしい表現だなぁ。」と思うことが しばしばありました。 そういう意味で、片山さんのファンの人にはお勧めですね。 しかし、一味違うところもあります。 どこか雰囲気が違うのです。 片山さんの作品の特徴として「あっさり」した短さみたいなものが ありますが、これにはそれがなく、 「愛」「生」「死」というテーマについて、どっしり考えた感があります。 ただ、この作品は「死」「喪失」という雰囲気は少し薄いかな・・・ ある意味大切な人が死ぬんですけどねぇ。 でも片山シリーズの中で1.2を争う名作です。 ぜひ読んでください!!
この本、高かったんですが、買ってよかったと思います。商用のOS についてここまで詳しくアーキテクチャの詳細について書かれていて感動しました。この本が書かれたのはTigerの頃(?)だったと思いますが、改訂版が出ないのはIntel対応部分が詳しく書けないということでしょうか。とにかく改訂版がまた出たら、その時は買いたいです。
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