個人的に本編は今までの巻の中では一番よかったと思う。ただ小冊子は正直期待ハズレ、まぁ通常版で充分かな
妹とケンカして家にいづらくなった主人公・阿良々木の前に、一巻で登場したヒロイン・戦場ヶ原が現れる。しかし彼女とは別にもう一人…阿良々木は道に迷った小学生を「見る」。彼はその小学生を目的地まで送っていこうとするのだが――。
かつて怪異に遭いそれを乗り越えた経験のある主人公が、同じように怪異にとりつかれてしまった女の子を助けようとする。内容を大雑把にまとめるとそんな話ですが、本編の大半を主人公とヒロイン達の掛け合いが占めているのは一巻と同じ。話自体は一話で終わりそうなものを三話も使っている理由がそれです。内容や話のオチ云々よりも、彼らの漫才のような掛け合いを楽しめるかどうかですね。本当にずっと世間話やボケ&ツッコミで喋りっぱなしで話自体はなかなか進まないので、掛け合いを楽しめない人にはキツイ作品です。
但し、掛け合いをそこそこ楽しめれば本作の魅力を満喫する準備は整ったも同然。前半〜中盤において繰り広げる会話劇の裏で張られる伏線やヒロイン達の心理描写の意味が終盤に紐解かれると、思わず「ああ、なるほど」と納得。個人的には迷子の小学生の事情を知っても、それでも何とかして助けようとする主人公・阿良々木の姿勢に感動しました。戦場ヶ原の「I love you」もわかるというもの。
そしてラスト、探していた目的地を見つけた小学生と自分の居場所を見つけた戦場ヶ原のダブルハッピーエンドはなかなか秀逸。ED後に語られる後日談も後味いいです。
特典のオーディオコメンタリーも一巻と同じく健在。コメンタリーモードをONにすると本編に副音声が入り、劇中の登場人物によるナレーションというか雑談が聞けます。本編に関係のある話もあれば全く関係のない話もあり、まるで無音の本編映像を見ながらラジオを聴いているみたい。したがって収録時間以上に楽しめる作品となっております。一巻を面白いと感じたならばきっと満足できるはず。
まずは一通り読んでみての感想を―
なるほど、と気持ちが楽になりました。やはり茂太先生はさすがですね。柔らかな語り口調に加え、すらすらと読める丁寧な文体です。もちろん内容も良かったですし。
その内容に関して少し触れますと、タイトルにあるように、本書は「孤独」そのものではなく「独りの時間」の方をより肯定しています。最初の方こそ、人に嫌われたっていいじゃないですか、という風に述べていますが、読み進めていくと「独りの時間」を上手に過ごしたり活用できれば、よりよい人付き合いができるようなる、という結論に至ることが多々あります。
つまりは、「独りの時間」の有意義な使い方やメリットなどを理解し実践できれば、何かにつけて人生いい方向に進む、と言った感じだと思います。加えて、随所に有名な思想家や学者たちの孤独の意義や重要性を示す一言が掲載されています。やはり本書も、茂太先生らしく考え方を前向きにしてくれる作品です。独りの時間を淋しく感じてしまう人や、物事を悪い方に考えがちな人には是非オススメです。
学校や職場、それ以外の場所でも一人でいる人間を見かけると、見下すとまでは言いませんがあまり良くない偏見を持つ人が結構多い気がします。実際、自分の周りにはそういう固定観念を抱いた友人が少なからずいました。そういった人たちは独りになることを内心怖れているからこそそのような考え方をしてしまうんじゃないかと思います。そんな人たちにも是非とも一読して欲しい作品です。
わたしは彼と別れたとき
福山さんの曲が聞きたくなります。
別れた恋人を思う曲。。。
昔の思い出を振り返って
愛に気づいた
みたいなのがキューンときます。
そんな風に思われたいなぁって
ひたりながら聞いてます。
特に
恋人
it's only love
Melody
All my loving
がだーいすきです!!!
学部一年の頭にこれを買えば、学部課程の間はマクロ経済学に関しては基本的にこれ一冊でほとんど用をなしてしまいうるくらい構成がしっかりしていると思います。学部課程で扱う主要な理論は殆ど扱っていますし、現実世界ではどうなのかといった記述も実に自然に組み込まれています。もしこの内容が物足りなくなってきたら大学院過程の経済学への橋渡しとして定評のある諸々の本へ進めばそれでいいのではないでしょうか。 本文が読みやすく広い話題をそれなりに扱っていることはもちろん、数学付録・コラム・演習問題への解答など、どれを見ても納得がいく出来だと感じます 欠点としては演習が少ないことですが、それはどこか別に求めるといいでしょう。
間違いなく最良の教科書の一つであると思われたので☆5をつけました。日本の教科書としては少し高めに映るかもしれませんが、内容を考えればそんなことは決してありません。
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